固定費が上がる日は、契約した時点でだいたい決まっています【東京の世帯で月4,011円→4,803円】

固定費が上がる日は、契約した時点でだいたい決まっています【東京の世帯で月4,011円→4,803円】 固定費の合算

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食材宅配とウォーターサーバーの固定費は、途中で勝手に上がることがあります。値上げの発表があったからではなく、申し込んだときから「ここまで」と決まっていた無料期間や割引期間が終わるからです。この記事が答えるのは、「その日はいつ来て、月額はいくら上がるのか」という質問です。

先に結論を書きます。東京で0歳のお子さんがいる世帯が、コープデリ(個人宅配)とハミングウォーターを使った場合、公開情報から計算できる月あたりの固定費は1年目が4,011円、2年目が4,803円でした。差は月792円、12か月で9,504円です。金額そのものより、上がる日が申込日から数えて決まっていることのほうが、家計の計画には効いてきます。

編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理しています。以下の金額はすべて各社の公式ページに記載されていた値で、取得日を表の下に添えました。料金や条件は変わることがありますので、申し込みの前には最新の情報を各社の公式サイトでご確認ください。

何を足して、何を足さないか

このサイトの表は、カテゴリの中で会社を並べるのではなく、1つの世帯が毎月払う定期費用を1枚に足すことを目的にしています。そのため、足すものと足さないものをはっきり分けています。

  • 足すもの:食材宅配の手数料(配達手数料・基本手数料など)、ウォーターサーバーの月額またはレンタル料、公式が目安として出している電気代。
  • 足さないもの:食材そのものの代金。注文の中身で毎週変わるため、足しても世帯どうしの比較になりません。
  • 別枠にするもの:生協の出資金。これは預り金で、退会するときに返ってくると各生協が書いています。手数料と同じ列に入れると、出ていったまま戻らないお金と混ざってしまいます。
  • 初期費用:月額の表には入れず、年額の表でだけ足します。1回きりのお金なので、月額に混ぜると2年目以降の姿が見えなくなるためです。

東京・0歳児がいる世帯:申込から1年で792円上がる

条件をそろえます。東京都でコープデリの個人宅配を毎週利用し、1週あたりの注文が税別6,000円未満、赤ちゃん割引を申し込んだ世帯です。ウォーターサーバーはハミングウォーター(北海道以外の地域)とします。月あたりの手数料は、1か月を4週として計算しました。

項目条件1年目(月あたり)2年目(月あたり)
コープデリ 利用手数料東京都・個人宅配・週の注文が税別6,000円未満・毎週注文0円(赤ちゃん割引)792円(198円×4週)
ハミングウォーター 月額利用料北海道以外。水代・配送料・フィルター代を含む3,300円3,300円
ハミングウォーター 電気代の目安公式表示の目安値約711円約711円
合計上の3行を足した値約4,011円約4,803円

出典: コープデリ/ハミングウォーター(いずれも2026年8月14日取得)

コープデリの赤ちゃん割引は、公式ページに「妊娠中から1歳未満」「申込から1年間」と書かれています。つまり上がる日は、子どもの誕生日ではなく、割引を申し込んだ日から1年後です。1歳未満のうちに申し込めば、そのあとは1歳を過ぎても1年ぶんは0円が続く形になります。2年目からは、1歳から小学校入学前を対象にした子育て割引に移り、こちらは税別3,000円以上の注文で0円、3,000円未満なら198円と分かれます。上の表では、注文額が基準に届かない週を想定して198円で置きました。

ハミングウォーターの月額は初月が無料です(設置後1か月間)。ここも「上がる日」で、2か月目から3,300円が立ち上がります。この2つを合わせると、この世帯の固定費は設置直後がいちばん低く、そこから2段階で上がっていくことになります。

年額にすると、差は3,256円まで縮みます

月額だけを見ると2年目は792円高いのですが、1年目には初期費用が乗ります。年額でも並べておきます。1年を52週として計算しました。

項目条件1年目(年額)2年目(年額)
コープデリ 利用手数料赤ちゃん割引0円/2年目は198円×52週0円10,296円
ハミングウォーター 月額初月無料のため1年目は11か月ぶん36,300円39,600円
ハミングウォーター 電気代の目安約711円×12か月約8,532円約8,532円
ハミングウォーター 事務手数料北海道・沖縄以外。初回のみ8,140円0円
ハミングウォーター 出荷手数料北海道・沖縄以外。初回のみ2,200円0円
合計上の5行を足した値約55,172円約58,428円

出典: コープデリ/ハミングウォーター(いずれも2026年8月14日取得)

年額の差は3,256円です。手数料は年10,296円ぶん増えているのに差が縮むのは、1年目にあった初期費用10,340円と初月無料3,300円が2年目には無いからです。初期費用が「1年目の重さ」を作り、割引の終了が「2年目の重さ」を作るので、どちらか一方だけを見ると年間の姿を読み違えます。

なお、コープデリの出資金については、手数料のページに記載がありませんでした。金額を確認できていないため、この表には入れていません。

大阪・妊娠中の世帯:2段階で上がる例

家族の食卓

次は、上がる日が子どもの年齢で決まる例です。大阪でよどがわ市民生協の個人宅配を毎週利用し、週の注文が7,399円以下の世帯とします。ウォーターサーバーはエブリィフレシャスの lite です。

時期よどがわ市民生協 個配管理手数料(月あたり)エブリィフレシャス lite 月額電気代の目安合計(月あたり)
妊娠中から3歳まで0円(赤ちゃんサポート)2,750円約623円〜約3,373円
3歳から小学校入学前408円(102円×4週・子育てサポート)2,750円約623円〜約3,781円
小学校入学後800円(200円×4週・通常の手数料)2,750円約623円〜約4,173円

出典: よどがわ市民生協(2026年8月26日取得)/エブリィフレシャス(2026年8月14日取得)

妊娠中から小学校入学までのあいだに、この世帯の固定費は月800円ぶん、2回に分けて上がります。年に直すと9,600円です。子どもが3歳になる日と、小学校に入る春が、それぞれ段差になります。

エブリィフレシャスの電気代は公式ページに「約623円/月〜」と幅を持たせた書き方で載っていましたので、この記事でも「〜」を残しています。合計欄に「約」を付けているのはそのためです。また、よどがわ市民生協の加入時出資金は1口1,000円からと公式に記載がありますが、これは退会時に返る預り金にあたるため、上の表には入れていません。

上がる日を作る区切りは、大きく4種類ありました

各社の公開情報を並べると、「ここから金額が変わる」という区切りは4種類に整理できました。自分の契約がどれに当たるかが分かれば、上がる日をカレンダーに書き込めます。

1. 申し込みからの経過期間

子どもの年齢や世帯の状況ではなく、申込日から何か月・何年で切れるタイプです。

サービス制度期間と、その後の扱い
コープデリ(東京都)赤ちゃん割引申込から1年間0円。妊娠中から1歳未満が対象
コープ自然派ベビーサポート加入後1年間、配達手数料が無料。1歳未満の子がいる家庭・妊婦。申請が必要
生活クラブ東京個別配送手数料の無料条件加入後1年間は無料。ほかに税抜3,000円以上の注文、未就学児がいる場合も無料
京都生協運転免許自主返納割引1年間無料
よどがわ市民生協運転免許自主返納割引1年間無料
ハミングウォーター初月の月額設置後1か月間は無料。その後は月3,300円(北海道は3,520円)

出典: コープデリ(2026年8月14日取得)/コープ自然派(2026年8月16日取得)/生活クラブ東京(2026年8月14日取得)/京都生協(2026年8月16日取得)/よどがわ市民生協(2026年8月26日取得)/ハミングウォーター(2026年8月14日取得)

この型は、申込日さえ覚えていれば1年後の日付が確定するのが特徴です。逆に言えば、覚えていないと請求額が変わった月に理由が分からなくなります。

2. 子どもの年齢

生協の子育て向け割引は、区切りの年齢が会社ごとに違いました。同じ「子育て割引」という名前でも、終わる年齢と、終わったあとの条件が別物です。

生協手数料が0円または無料になる年齢次の段階
コープデリ(東京都)妊娠中から1歳未満(申込から1年間)1歳から小学校入学前は、税別3,000円以上で0円。3,000円未満は198円
おうちコープ妊娠中から3歳未満は無料3歳以上7歳未満は、税抜3,500円以上で無料。3,500円未満は198円
よどがわ市民生協妊娠中から3歳は0円3歳から小学校入学前は102円(税込・半額)
おおさかパルコープ妊娠中から3歳は無料。注文が無い週も無料3歳から6歳は半額。公式は「半額」とだけ表記し、実額は書かれていません
京都生協妊娠中から2歳は0円2歳から6歳は105円(税込115円)。税抜15,000円以上の利用で0円
ならコープ母子手帳交付から12歳まで99円(すくすく割引)自動注文3点以上で全額免除

出典: コープデリ(2026年8月14日取得)/おうちコープ(2026年8月14日取得)/よどがわ市民生協(2026年8月26日取得)/おおさかパルコープ(2026年8月16日取得)/京都生協(2026年8月16日取得)/ならコープ(2026年8月26日取得)

無料が終わる年齢は、確認できた範囲で1歳・2歳・3歳と分かれていました。ならコープのように12歳まで割引が続く形もあります。「子育て割引がある」だけでは、いつまで続くかは分かりません。おおさかパルコープの子育てサポートは公式表記が「半額」で、実額の記載がありませんでしたので、この記事でも金額は出していません。

3. 契約からの月数(最低利用期間)

ウォーターサーバーは、金額が上がるというより「この日を過ぎるまでやめると別のお金がかかる」という区切りです。

サービス最低利用期間期間内にやめた場合の公式表示
ハミングウォーター2年解約時のサーバー引取手数料 16,500円
エブリィフレシャス3年3年未満での解約時、解約金40,000円
U-Premium3年(36か月)最低利用期間内の解約時、契約解除料20,000円(不課税)
ふじざくら命水(基本プラン)2年契約3年割・子育て・法人の各プランの期間は、料金ページに記載がありませんでした

出典: ハミングウォーター(2026年8月14日取得)/エブリィフレシャス(2026年8月14日取得)/U-Premium(2026年8月20日取得)/ふじざくら命水(2026年8月18日取得)

1つ、はっきりさせておきたい点があります。ハミングウォーターの16,500円は、公式の料金ページでは「解約時」のサーバー引取手数料として書かれています。最低利用期間の2年を過ぎたあとの解約にもかかるのかどうかは、料金ページの記載からは判別できませんでした。期間を過ぎれば無料になる、と読める書き方にはなっていません。判断が必要な方は、申し込みの前に公式へ確認するのが確実です。

4. 累計の注文数

日付でも年齢でもなく、それまでに何箱頼んだかで請求が変わる形もありました。富士山鳴沢の天然水は、サーバー本体の価格が18,480円(税込)と表示され、公式表記では「キャンペーン中は0円」となっています。ただし、申込から解約までの注文が16箱以下だった場合には、サーバー代金の半額として9,240円が請求されると書かれています。公式には「購入ノルマはありません」との表記もあり、毎月の注文を強制されるわけではない一方で、累計が少ないまま解約すると別のお金が出る形です。

項目条件金額
水(エコパック)6L×3パック2,430円(税込)
送料関東・北陸・信越・中部・近畿0円(北海道440円/東北110円/中国220円/四国330円/九州440円/沖縄・離島1,650円)
サーバー本体公式表記は「キャンペーン中は0円」。期限はこのページに記載なし18,480円(税込)
サーバー代金の半額請求申込から解約までの注文が16箱以下だった場合9,240円

出典: 富士山鳴沢の天然水(2026年8月18日取得)

電気代の目安・最低利用期間・解約金については、この料金ページに記載がありませんでした。確認できていないため、この記事では扱っていません。

下がる方向に動く区切りもあります

水を注ぐ様子

区切りは、上がる方向だけではありません。注文額の段階は、その週の注文が基準を超えれば下がります。日付とは違い、こちらは毎週やり直しになる区切りです。

生協注文額(本体価格)手数料(税込)
おおさかパルコープ6,999円まで239円
7,000円以上176円
14,000円以上119円
ならコープ1円から6,999円220円(基本料99円+配達料121円)
7,000円から14,999円159円(基本料99円+配達料60円)
15,000円以上99円(基本料のみ)
よどがわ市民生協1円から7,399円200円
7,400円から9,249円150円
9,250円以上100円

出典: おおさかパルコープ(2026年8月16日取得)/ならコープ(2026年8月26日取得)/よどがわ市民生協(2026年8月26日取得)

割引が終わったあとに手数料を戻したい場合、この段階を上げるという道はあります。ただし基準額に届かせるために注文を増やせば、当然ながら商品代のほうが増えます。手数料が下がったことと、その月の支払いが減ったことは別の話ですので、合算表では手数料だけを見て判断しないほうが安全です。

もう1つ、出資金にも「日付で変わる」ものがあります。生活クラブ東京の増資は、加入後10か月までが月500円、11か月以降は月1,000円と公式に書かれています。金額は上がりますが、これは手数料ではなく預り金で、脱退時に返還されると同じページに記載があります(返還時の振込手数料は組合員負担)。性質が違うので、この記事の合算表には入れていません。

この数字をどう読むか

表を作るときに、編集部で毎回そろえている前提を書いておきます。同じ前提で作らないと、他の記事の表と足し引きができなくなるためです。

  • 月あたりの手数料は「1か月=4週」で計算しています。年額のところだけ52週で計算しているため、月額を12倍しても年額とは一致しません。実際の請求は配達回数で決まります。
  • 基準額が税抜か税込かは、生協によって違います。この記事では公式ページの表記をそのまま書き分けました。コープデリは税別、おうちコープは税抜、おおさかパルコープは本体価格での表記です。
  • 電気代は各社が公式に出している目安値です。実測値ではありませんし、使い方や室温で変わります。ハミングウォーターは約711円/月、エブリィフレシャス lite は約623円/月〜と表示されていました。
  • 毎週注文する前提で計算しています。注文しない週にも基本手数料がかかる生協があり、コープデリ(東京都)は88円、おおさかパルコープは119円、よどがわ市民生協は102円と記載があります。休む週が多い世帯は、この行を別に足す必要があります。
  • 金額は記事内に書いた取得日時点のものです。変更されている可能性がありますので、実際の申し込み前には各社の公式サイトで最新の表示をご確認ください。

この計算が向く人・向かない人

費用を計算する様子

向いているのは、これから申し込む人と、子どもの年齢が区切りに近づいている人です。上がる日が分かっていれば、その月に「なぜか請求が増えた」と驚かずに済みますし、上がるタイミングで契約を見直すという選択もできます。ウォーターサーバーの最低利用期間の満了日と、生協の割引が切れる日を同じカレンダーに書いておくと、見直す月を1つにまとめられます。

向かないのは、毎週の注文額が大きく上下する世帯です。生協の手数料は段階制なので、注文額が週ごとに基準をまたぐと、月あたりの手数料は表のとおりになりません。その場合は、直近3か月の明細で実際に払った手数料を平均するほうが早く、正確です。

また、この記事はすでに契約していて、解約の手続きだけを知りたい方に向けた内容ではありません。解約時にかかる費用の公式表示は上でまとめていますが、手続きそのものは各社の案内をご覧ください。

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まとめ

固定費が上がる日はいつ来て、月額はいくら上がるのか。この記事の答えは次のとおりです。

  • 東京で0歳児がいる世帯(コープデリ+ハミングウォーター)は、月あたり4,011円から4,803円へ、申込から1年後に792円上がる計算になりました。年額では、1年目の初期費用があるため差は3,256円に縮みます。
  • 大阪で妊娠中の世帯(よどがわ市民生協+エブリィフレシャス lite)は、3歳と小学校入学の2回に分けて、合計で月800円上がる計算でした。
  • 上がる日を作る区切りは、確認できた範囲で4種類ありました。申込からの経過期間、子どもの年齢、契約からの月数、累計の注文数です。
  • 子育て割引が無料でなくなる年齢は、1歳・2歳・3歳と生協ごとに違いました。名前が同じでも中身は別です。
  • ハミングウォーターの解約時のサーバー引取手数料16,500円は、最低利用期間を過ぎた解約にもかかるのかどうか、料金ページの記載からは判別できませんでした。

金額そのものは各社の都合で変わりますが、「いつ変わるか」は自分の契約日と家族の年齢で決まるので、先に手元で書き出しておけます。今日できることとして、契約している食材宅配の手数料ページを1つ開き、割引の説明に「◯年間」「◯歳まで」と書かれている行を探して、その日付を手帳かカレンダーに書き写してみてください。上の表と同じ手順で、ご自身の世帯の1年目と2年目を並べられます。

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