ふじざくら命水の料金ページを、「毎月いくら出ていくか」という形に組み直しました。編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理しています。
先に結論を書きます。最低注文数である月2箱で計算した場合、月額は3,576円から4,336円の範囲になります。差は760円で、年に直すと9,120円ぶんの開きです。この幅は水をたくさん飲むかどうかではなく、どのプランを選ぶか、どちらの容量を選ぶかだけで生まれています。
そして、この記事でいちばんお伝えしたいのはここです。プランの安い順は、箱数によって入れ替わります。9Lの箱を選んだ場合、月4箱までは子育てプランのほうが安く、月5箱からは3年割プランのほうが安くなる計算になります。月額の表を1枚だけ見て決めると、この入れ替わりは見えません。
この記事で足すもの、足さないもの
ウォーターサーバーの費用は、会社によって「何が月額に含まれるか」がまったく違います。そのため、足す項目をはじめに決めておかないと、他社と比べたときに数字がかみ合わなくなります。この記事では次のように決めました。
足すもの
- サーバーレンタル料(毎月かかる固定の金額)
- 水代(1箱あたりの金額 × その月に頼む箱数)
足さないもの
- 電気代。料金ページに目安の記載がありませんでした。
- 送料。無料と書かれている地域が限られており、それ以外の地域の金額は記載がありませんでした。この記事の計算は、無料と書かれている地域を前提にしています。
- 途中でやめるときにかかる費用。この記事では扱っていません。
この記事が答える質問は1つです。「ふじざくら命水を契約すると、毎月いくらの固定費が増えるのか」。答えは記事の最後にもう一度まとめます。
月額は、レンタル料と水代の2つでできています
ふじざくら命水は、サーバーを借りる料金と、水を箱で買う料金が分かれている形です。いわゆる従量型で、飲んだぶんだけ水代が増えていきます。
そのうえで、料金ページにはプランが3つ(基本プラン・3年割プラン・子育てプラン)、水の容量が2つ(11.5Lと9L)あります。組み合わせると6通りです。単価は次のようになっていました。
| 項目 | 条件 | 金額(税込) |
|---|---|---|
| サーバーレンタル料 | 基本プラン・3年割プラン(機種 AQUAFresh) | 880円/月 |
| サーバーレンタル料 | 子育てプラン(機種 AQUAFresh) | 660円/月 |
| 水 11.5L | 基本プラン | 1,728円/箱 |
| 水 11.5L | 3年割プラン | 1,566円/箱 |
| 水 11.5L | 子育てプラン | 1,566円/箱 |
| 水 9L | 基本プラン | 1,485円/箱 |
| 水 9L | 3年割プラン | 1,404円/箱 |
| 水 9L | 子育てプラン | 1,458円/箱 |
出典: ふじざくら命水(2026年8月18日取得)
この表の時点で、少し変わった並びになっています。11.5Lでは3年割プランと子育てプランの水代が同じ1,566円なのに対して、9Lでは子育てプランのほうが54円高い(1,458円と1,404円)という形です。容量を変えると、プランどうしの上下関係が変わります。
もう1つ、注文には2箱1セットからという最低注文数があります。つまり「今月は1箱だけ」という頼み方はできない形になります。次の計算は、この最低注文数である月2箱を基準にしています。
最低注文の月2箱で計算した月額

レンタル料に、水代(1箱の金額×2箱)を足したものが月額です。6通りすべてを並べます。
| プラン | 水の容量 | レンタル料 | 水代(2箱ぶん) | 月額合計 | 月の水量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 子育てプラン | 9L | 660円 | 2,916円 | 3,576円 | 18L |
| 3年割プラン | 9L | 880円 | 2,808円 | 3,688円 | 18L |
| 子育てプラン | 11.5L | 660円 | 3,132円 | 3,792円 | 23L |
| 基本プラン | 9L | 880円 | 2,970円 | 3,850円 | 18L |
| 3年割プラン | 11.5L | 880円 | 3,132円 | 4,012円 | 23L |
| 基本プラン | 11.5L | 880円 | 3,456円 | 4,336円 | 23L |
出典: ふじざくら命水(2026年8月18日取得)。レンタル料と水代は公式表示の金額で、月額合計と水量はそれを足した計算値です。
いちばん安い組み合わせが月3,576円、いちばん高い組み合わせが月4,336円。差は760円です。1年ぶんに直すと、42,912円と52,032円で、9,120円の差になります。
ここで注意したいのは、この6通りは同じ水の量ではないという点です。9Lを2箱なら月18L、11.5Lを2箱なら月23Lで、5Lの違いがあります。金額だけを縦に並べると、量の違いが見えなくなります。
1Lあたりに直すと、9Lと11.5Lの並びが入れ替わります
そこで、月額を月の水量で割ってみます。同じ土俵に乗せるための計算です。
| プラン | 水の容量 | 月額合計 | 月の水量 | 1Lあたり(計算値) |
|---|---|---|---|---|
| 子育てプラン | 11.5L | 3,792円 | 23L | 約165円 |
| 3年割プラン | 11.5L | 4,012円 | 23L | 約174円 |
| 基本プラン | 11.5L | 4,336円 | 23L | 約189円 |
| 子育てプラン | 9L | 3,576円 | 18L | 約199円 |
| 3年割プラン | 9L | 3,688円 | 18L | 約205円 |
| 基本プラン | 9L | 3,850円 | 18L | 約214円 |
出典: ふじざくら命水(2026年8月18日取得)。1Lあたりは、月額合計を月の水量で割った計算値です。
並びが完全に入れ替わりました。月額の表では9Lの組み合わせが上位(安い側)に来ていましたが、1Lあたりで見ると11.5Lの3通りがすべて上に来ます。いちばん安い9L子育てプラン(月3,576円)でも、1Lあたりでは約199円で、11.5Lの基本プラン(約189円)より高い計算になります。
理由は2つあります。1つは、水そのものの単価が11.5Lのほうが安いこと。11.5Lの基本プランは1Lあたり約150円、9Lの基本プランは165円ちょうどです。もう1つは、レンタル料という固定の金額を、より多い水量で分け合えることです。
ですから「月々の支払いをいちばん小さくしたい」のか「同じ量の水をなるべく安く飲みたい」のかで、選ぶ組み合わせが変わります。どちらが正しいという話ではなく、見ている指標が違うだけです。
プランの安い順は、容量と箱数で入れ替わります

ここがこの記事でいちばんお伝えしたい部分です。3年割プランと子育てプランのどちらが安いかは、箱数によって変わります。
2つのプランの違いは、レンタル料が220円(880円と660円)と、水の単価です。11.5Lでは水の単価が同じなので、差はレンタル料の220円のまま動きません。ところが9Lでは、子育てプランの水が1箱あたり54円高い。つまり箱を頼むほど、レンタル料で得た220円が水代で削られていく形になります。
| 月の箱数 | 9L・3年割プラン | 9L・子育てプラン | 差(計算値) |
|---|---|---|---|
| 2箱(最低注文数) | 3,688円 | 3,576円 | 子育てが112円安い |
| 3箱 | 5,092円 | 5,034円 | 子育てが58円安い |
| 4箱 | 6,496円 | 6,492円 | 子育てが4円安い |
| 5箱 | 7,900円 | 7,950円 | 子育てが50円高い |
| 6箱 | 9,304円 | 9,408円 | 子育てが104円高い |
出典: ふじざくら命水(2026年8月18日取得)。各行は「レンタル料+水の単価×箱数」で計算した値です。
9Lでは月5箱を境に順番が入れ替わる計算になります。4箱の時点で差はすでに4円まで縮んでいて、実質は同じ金額です。
一方、11.5Lでは水の単価が同じなので、次のように差が動きません。
| 月の箱数 | 11.5L・3年割プラン | 11.5L・子育てプラン | 差(計算値) |
|---|---|---|---|
| 2箱 | 4,012円 | 3,792円 | 子育てが220円安い |
| 3箱 | 5,578円 | 5,358円 | 子育てが220円安い |
| 4箱 | 7,144円 | 6,924円 | 子育てが220円安い |
出典: ふじざくら命水(2026年8月18日取得)。各行は「レンタル料+水の単価×箱数」で計算した値です。
まとめると、こう読めます。たくさん飲む家庭が9Lを選ぶと、プラン名から想像する損得と逆になることがある。同じプランでも、容量の選び方しだいで結論が変わります。
なお、子育てプランの適用条件(対象になる世帯や年齢、申請が必要かどうか)は、編集部が整理した項目には含まれていません。使えるかどうかは公式サイトでご確認ください。
初期費用と送料は、無料と書かれている範囲が決まっています
毎月の金額のほかに、契約の入口と出口にかかるお金があります。料金ページに書かれていた範囲を並べます。
| 項目 | 公式表示 | 条件・範囲 |
|---|---|---|
| 初期費用・事務手数料 | 0円 | 「その他、初期費用等の諸経費はかかりません」との表示 |
| 送料 | 無料 | 東北・関東・甲信越・北陸・東海 |
| 最低注文数 | 2箱1セットから | ― |
| 最低利用期間 | 2年契約 | 基本プラン |
出典: ふじざくら命水(2026年8月18日取得)
初期費用が0円と書かれているのは、家計の表に入れるうえでは扱いやすい点です。契約した月から、上の月額がそのまま固定費として乗る形になります。
送料については、無料と書かれているのは東北・関東・甲信越・北陸・東海で、それ以外の地域の金額は料金ページに記載がありませんでした。この記事の月額は無料の地域を前提にしているので、その他の地域にお住まいの場合は、送料のぶんだけ実際の月額が上に動く可能性があります。ここは公式サイトでご確認ください。
契約期間の記載があるのは基本プランだけです
最低利用期間として2年契約と書かれていたのは、基本プランだけでした。3年割プラン・子育てプラン・法人プランの期間については、このページに記載がありませんでした。
プラン名から期間を推測したくなるところですが、この記事では書きません。名前と契約期間が一致するとは限らず、確かめられていないからです。契約期間は、途中でやめるときの負担に直結する項目です。申し込む前に、必ず公式サイトの表示でご確認ください。
公式ページに記載が無かった項目

整理した項目のうち、値が入らなかったものです。分からないものを、それらしい数字で埋めることはしていません。
| 項目 | このページから読み取れたこと | この記事での扱い |
|---|---|---|
| 電気代の目安 | 記載がありませんでした | 月額に足していません |
| 東北・関東・甲信越・北陸・東海以外の送料 | 記載がありませんでした | 無料の地域を前提に計算しています |
| 3年割・子育て・法人プランの最低利用期間 | 記載がありませんでした | 書いていません |
出典: ふじざくら命水(2026年8月18日取得)
電気代は、ウォーターサーバーの合算表をつくるときに毎回ぶつかる項目です。公式に目安を出している会社もあれば、出していない会社もあります。目安が出ていない会社について、他社の数字を当てはめて埋めることはできません。機種も構造も違うからです。この記事では空欄のままにしています。
この記事の数字の見方
読み違いを防ぐために、前提をもう一度そろえておきます。
- 金額はすべて2026年8月18日時点に公開されていた料金ページの表示です。料金は改定されることがあります。最新の金額と条件は、各社の公式サイトでご確認ください。
- 公式表示そのものは、レンタル料と水の1箱あたりの金額です。月額合計・1Lあたり・箱数別の差額は、それを足したり割ったりした計算値です。内訳はすべて表の中に出しています。
- 月額の計算は送料が無料と書かれている地域を前提にしています。
- 電気代は含めていません。目安の記載がなかったためです。実際の支出は、この記事の月額に電気代が上乗せされる形になります。
- 水の量は、飲む量だけでなく料理やお茶にどれだけ使うかで変わります。月2箱という前提が自分の家庭に合うかどうかは、いまペットボトルを何本買っているかから見当をつけるほうが近いと思われます。
この記事が向く人、向かない人
向いていると思われるのは、毎月まとまった量の水を、決まったペースで頼む予定がある方です。最低注文数が2箱1セットからなので、月に18Lから23Lは前提として動きます。ここが家庭の消費量とかみ合っていれば、月額はそのまま固定費として計算できます。
向いていないと思われるのは、月によって使う量が大きく変わる方です。頼まない月をつくる前提だと、この記事の計算がそのままでは当てはまりません。また、送料が無料と書かれている地域の外にお住まいの場合も、金額が確かめられるまでは判断を保留するほうが安全です。
もう1つ。とにかく毎月の支払いを小さくしたい方は9Lの子育てプラン(月3,576円)、同じ量の水をなるべく安く飲みたい方は11.5L、という分かれ方になります。目的が決まっていないと、6通りの表はどれも正解に見えてしまいます。
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まとめ
「ふじざくら命水を契約すると、毎月いくらの固定費が増えるのか」への答えです。
- 最低注文数の月2箱で、月3,576円から4,336円。差は760円、年では9,120円ぶんです。
- 月額はサーバーレンタル料(660円または880円)+水代(1箱1,404円から1,728円)×箱数という単純な形です。
- 月額の安い順と、1Lあたりの安い順は一致しません。1Lあたりでは11.5Lの3通りがすべて上に来ます。
- 9Lを選ぶと、月4箱までは子育てプラン、月5箱からは3年割プランのほうが安くなる計算です。11.5Lなら箱数にかかわらず子育てプランが220円安いままです。
- 初期費用・事務手数料は0円。送料が無料と書かれているのは東北・関東・甲信越・北陸・東海です。
- 電気代の目安と、基本プラン以外の最低利用期間は、料金ページに記載がありませんでした。この記事では埋めていません。
金額そのものより、「レンタル料と水代に分けて、自分が頼む箱数で計算し直す」という手順のほうが長く使えます。プランの得は、箱数を入れて初めて向きが決まるからです。
プランの適用条件、契約期間、お住まいの地域の送料、そして最新の金額は、申し込む前にふじざくら命水の料金ページでご確認ください。この記事の数字は2026年8月18日時点の公開情報をもとにしたもので、以降の改定は反映されていません。


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