ウォーターサーバーのフィルターはいつ交換して、いくらかかるか【8ヶ月に1回の会社と1年に1回の会社】

ウォーターサーバーのフィルターはいつ交換して、いくらかかるか【8ヶ月に1回の会社と1年に1回の会社】 ウォーターサーバー

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浄水型のウォーターサーバーを調べていると、フィルターの交換について「無料」「月額に含む」といった書き方が出てきます。ここで気になるのは、フィルター代は月々の固定費に足す必要があるのか、それとも足さなくてよいのかという1点です。この記事はその質問に答えます。

先に結論を書きます。編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理したところ、ハミングウォーターとエブリィフレシャスは、どちらも定期的なフィルター交換に追加の費用がかかりません。つまり合算表に足す金額は0円です。ただし、交換の頻度と、無料である条件の書き方が2社で違います。ハミングウォーターは「8ヶ月に1回・費用は月額に含む」、エブリィフレシャスは「月間約100L使用で1年に1回・無料」です。エブリィフレシャス側には使用量の前提が付いています。

金額としては同じ0円でも、後者は「どれくらい使う家庭の話か」が書き添えられている、という違いです。以下、その中身を並べます。

この記事で足すもの・足さないもの

このサイトは、暮らしにかかる定期費用を世帯ごとに合算して比べる、という立場で書いています。合算表に載せるのは毎月・毎年決まってかかるお金だけです。今回のフィルターについては、次のように扱います。

  • 足すもの: 月額利用料(フィルター代を含む形で公式が表示しているもの)、フィルター交換にかかる追加費用(ある場合)
  • 足さないもの: 水そのものの代金。浄水型は水道水を使う方式なので、そもそも水の購入代金が発生しません
  • 足さないもの: 初期費用・解約時の費用。これは月々の固定費ではないため、別の記事で扱っています

また今回扱うのは浄水型の2社(ハミングウォーター・エブリィフレシャス)だけです。天然水を宅配で受け取るタイプの会社については、フィルター交換に関する項目が編集部の手元の公開データに無いため、この記事には登場させません。「他社はどうなのか」を並べたくなるところですが、根拠を1行示せないことは書かない方針です。

フィルター交換の頻度と費用を同じ項目で並べる

まず、公式ページに書かれている内容をそのまま同じ列に置きます。

サービス交換の頻度条件追加でかかる費用
ハミングウォーター8ヶ月に1回費用は月額に含む0円(限定カラーのみ初回2,200円)
エブリィフレシャス1年に1回月間約100L使用の場合。定期配送で届く0円

出典: ハミングウォーター/エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得)

表の右端、つまり合算表に足す金額はどちらも0円です。ここが今回いちばん大事なところで、浄水型のこの2社については、フィルター代を月々の固定費として別立てで計算する必要がありません。月額の中にすでに入っている、という表示だからです。

ただし1つだけ例外の記載があります。ハミングウォーターの限定カラーを選んだ場合、フィルターの費用として初回のみ2,200円がかかると公式に書かれています。これは毎月の費用ではなく初回1回きりのものなので、月々の合算表ではなく初期費用の側に置くのが自然です。

「8ヶ月に1回」と「1年に1回」の書き方の違い

条件を並べて比べる様子

頻度の数字だけを見ると、8ヶ月に1回のほうが交換が多く、1年に1回のほうが少ないように読めます。ただし、この2つはそもそも書き方の前提が違います。

  • ハミングウォーターの表示は「8ヶ月に1回」。使用量の条件は料金ページに書かれていません。
  • エブリィフレシャスの表示は「月間約100L使用で1年に1回」。使用量の前提が明示されています。

つまり、エブリィフレシャス側の「1年に1回」は、月に約100リットル使う家庭を想定した数字だと公式が書いている、ということです。これより多く使えば交換の間隔がどうなるのかについては、料金ページに記載がありませんでした。そのため、ここから先を推測して書くことはしません。

読者として押さえておくとよいのは、頻度の数字そのものを2社で直接比べても、条件がそろっていないので意味のある比較にならないという点です。比べられるのは「追加費用がかかるかどうか」で、そこはどちらも0円で一致しています。

フィルターの届き方も公式の書き方が違う

費用の話とは別に、フィルターがどう手元に来るのかについても、公式の書き方に差があります。

サービス公式に書かれている届き方費用の扱い
ハミングウォーター8ヶ月に1回交換(費用は月額に含む)月額利用料3,300円(税込)に含まれる。北海道は3,520円
エブリィフレシャス定期配送で届く無料。月額はlite 2,750円/tall 3,300円/mini 3,300円/tall+cafe 3,850円(いずれも税込)

出典: ハミングウォーター/エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得)

エブリィフレシャスは「定期配送で届く」と明記されています。ハミングウォーターの料金ページには、届き方についての記載は見当たりませんでした。自分で注文する手間があるのかどうかを気にする方は、この点は公式で確認していただくのが確実です。

なお、エブリィフレシャスの月額は機種で4段階に分かれます。mini BEAMS DESIGN は3,630円(税込)という別の表示もあります。フィルター代が無料であることは共通ですが、そもそもの月額が機種で違うので、合算するときは選ぶ機種を先に決める必要があります。

月額とフィルター代を足すと、1年でいくらになるか

フィルター代が0円だと分かったところで、実際に合算表の形にしてみます。ここではフィルター交換にかかる費用と、月額利用料だけを足します。電気代は次の見出しで別に扱います。

サービス・機種月額利用料(税込)フィルター代(月あたり)月の小計12か月分
ハミングウォーター(本州ほか)3,300円0円3,300円39,600円
ハミングウォーター(北海道)3,520円0円3,520円42,240円
エブリィフレシャス lite2,750円0円2,750円33,000円
エブリィフレシャス tall3,300円0円3,300円39,600円
エブリィフレシャス mini3,300円0円3,300円39,600円
エブリィフレシャス tall+cafe3,850円0円3,850円46,200円

出典: ハミングウォーター/エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得)。12か月分は月額を12倍した編集部の計算値です。

この表の「12か月分」は、月額をそのまま12倍しただけの数字です。実際にはハミングウォーターには設置後1ヶ月間の月額が無料という表示があるので、1年目に限れば11か月分になる計算もできます。その場合、本州ほかで3,300円×11か月=36,300円、北海道で3,520円×11か月=38,720円です。初月無料は初年度だけの話なので、2年目以降は上の表の金額になります。

エブリィフレシャス側には初月無料に相当する表示が料金ページにありませんでした。したがって、初年度の比較では条件がそろわない点にご注意ください。

電気代を足すと、どちらが月いくらになるか

水を注ぐ様子

フィルター代が0円だからといって、月にかかるお金が月額だけで終わるわけではありません。浄水型のサーバーは電源を使うので、電気代がかかります。両社とも公式に目安値を出しているので、それを足した形を作ります。

サービス・機種月額利用料フィルター代電気代の目安(公式)月の合計
ハミングウォーター(本州ほか)3,300円0円約711円約4,011円
エブリィフレシャス lite2,750円0円約623円〜約3,373円〜
エブリィフレシャス tall3,300円0円約401円〜約3,701円〜
エブリィフレシャス mini3,300円0円約453円〜約3,753円〜
エブリィフレシャス tall+cafe3,850円0円約401円〜約4,251円〜

出典: ハミングウォーター/エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得)。月の合計は各社の公式表示を編集部が足した計算値です。

ここで注意していただきたいのは、エブリィフレシャスの電気代の表示には「〜」が付いていることです。公式が「約623円/月〜」という書き方をしているので、それより上がる場合があると読むのが自然です。ハミングウォーターの表示にはこの記号がなく「約711円/月」となっています。表記の形が違うので、合計の数字もぴったり比べられる性質のものではありません。

いずれも各社が示している目安値であり、実際の電気代は使い方や契約している電力プランで変わります。この表は「公式の目安を足すとこうなる」という以上のことは示していません。

フィルター代が0円でも、契約の期間は見ておく

フィルター代がかからないことと、契約が軽いことは別の話です。両社の料金ページには最低利用期間の表示があります。

サービス最低利用期間期間内に解約した場合の表示
ハミングウォーター2年解約時のサーバー引取手数料16,500円の表示あり(詳細は下記)
エブリィフレシャス3年3年未満での解約時に解約金40,000円

出典: ハミングウォーター/エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得)

ハミングウォーターの16,500円については、公式の表示が「解約時」となっており、最低利用期間を過ぎたあとの解約にもかかるのかどうかは、料金ページの記載からは判別できませんでした。ここは断定できないので、判別できないまま書いておきます。契約前に確認したい方は、この点を公式に直接問い合わせるのが確実です。

フィルターの費用が0円という話は、月々の負担についての話です。やめるときにかかるお金は別に確認する必要がある、というのがこの表の意味です。

数字の見方

費用を計算する様子

ここまでの数字を読むときに、押さえておくとよい点を3つ挙げます。

  • 「無料」と「月額に含む」は同じことを違う言葉で書いている場合がある。 エブリィフレシャスは「無料」、ハミングウォーターは「費用は月額に含む」という表示ですが、読者が毎月払う金額に対する影響は同じで、追加0円です。言葉が違うだけで別の仕組みだと考える必要はありません。
  • 頻度の数字は、条件がそろって初めて比べられる。 「1年に1回」には月間約100L使用という前提が書かれており、「8ヶ月に1回」には使用量の記載がありません。前提が違うものを並べて「こちらのほうが交換が少ない」と結論づけることはできません。
  • 合算表に足すのは0円でも、月額そのものは機種で1,100円の幅がある。 エブリィフレシャスのlite 2,750円とtall+cafe 3,850円では月1,100円、12か月で13,200円の差になります。フィルター代がどちらも0円である以上、家計に効いてくるのは機種の選び方のほうです。

なお、この記事の金額はすべて2026年8月14日時点で各社の公式料金ページに表示されていたものです。料金や条件は変わることがありますので、最新は各社の公式サイトでご確認ください。

この記事の内容が向く人・向かない人

誰にでも当てはまる話ではないので、線を引いておきます。

  • 向く方: 浄水型のウォーターサーバーを検討していて、月額のほかに何が乗ってくるのかを先に確定させたい方。合算表を作るときに、フィルター代を足すべきか迷っている方。
  • 向く方: 「無料」という言葉が何を指しているのかを、公式の表示ベースで確認しておきたい方。
  • 向かない方: 天然水を宅配で受け取るタイプを検討している方。今回扱った2社は浄水型で、フィルターの位置づけがそもそも違います。天然水型についてはフィルターに関する公開データが手元にないため、この記事では扱っていません。
  • 向かない方: すでに契約していて、解約の手順や連絡先を調べている方。この記事は月々の費用の内訳を整理したもので、手続きの案内は含んでいません。
  • 向かない方: 水のおいしさや味を基準に選びたい方。このサイトが扱うのは料金・条件・対応エリアで、味の評価は行っていません。

まとめ

最初の質問に戻ります。フィルター代は月々の固定費に足す必要があるのか。ハミングウォーターとエブリィフレシャスの2社については、公式の表示を読む限り足す必要がありません。定期的なフィルター交換にかかる追加費用は、どちらも0円です。

そのうえで、書き方には次の違いがありました。

  • ハミングウォーターは8ヶ月に1回、費用は月額3,300円(税込・北海道は3,520円)に含む。ただし限定カラーは初回のみ2,200円という表示があります。
  • エブリィフレシャスは月間約100L使用で1年に1回、無料で定期配送。月額は機種によって2,750円から3,850円(いずれも税込)です。

電気代の公式目安まで足すと、月の合計はハミングウォーターが約4,011円、エブリィフレシャスが機種により約3,373円から約4,251円という計算になります。ただしエブリィフレシャス側の電気代表示には「〜」が付いているため、両社の数字は同じ精度で比べられるものではありません。

フィルター代が0円だと分かると、比べる対象は月額と電気代、そして最低利用期間の3つに絞られます。フィルターの頻度を気にして選ぶ必要は、この2社に関してはあまり無い、というのがこの記事の答えです。

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