ウォーターサーバーを途中でやめるといくらかかるか【5社の解約金と最低利用期間を並べた】

ウォーターサーバーを途中でやめるといくらかかるか【5社の解約金と最低利用期間を並べた】 ウォーターサーバー

[広告]この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。掲載順や評価は、広告の有無や報酬額によって変えていません。金額はいずれも各社の公式表示です。

この記事が答える質問は1つです。ウォーターサーバーを最低利用期間の途中でやめると、いくら請求されるのか。

先に金額から書きます。公式の料金ページに解約時の金額が出ていたのは、エブリィフレシャスの40,000円(3年未満での解約時)、ハミングウォーターの16,500円(サーバー引取手数料)、富士山鳴沢の天然水の9,240円(申込から解約までの注文が16箱以下だった場合のサーバー代金の半額)の3社でした。残る2社は、解約時の金額が料金ページから読み取れませんでした。

そして、この記事でいちばん言いたいのはここです。浄水型2社の月額の差は1ヶ月550円ですが、解約時の金額の差は23,500円あります。3年ぶんの月額の差を足しても、解約時の金額の差には届きません。毎月の金額だけを見て決めると、この23,500円は見えないままになります。

編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理しています。以下の金額はすべて、各社の公式料金ページに表示されていた値です。

この記事で足したもの、足さなかったもの

比べる項目をそろえないと、金額の大小に意味が出ません。今回の合計に入れたもの、入れなかったものを先に書いておきます。

合計に入れたもの

  • 月額(レンタル料・利用料)
  • 契約のはじめに1回だけかかる手数料(事務手数料・出荷手数料)
  • 解約のときにかかる金額(解約金・引取手数料・サーバー代金の請求)

合計に入れなかったもの

  • 水の代金。天然水型は注文した箱数で毎月変わるため、固定費として足せません。浄水型は月額に水代が含まれているので、そもそも別立てになりません。
  • 電気代。浄水型2社は公式ページに目安値の表示がありますが、天然水型は今回見た料金ページに記載がありませんでした。片方だけ足すと横並びになりません。
  • 送料。地域で変わるため、条件が書ける範囲で本文に添えるだけにしています。

つまりこの記事は「解約でいくら出ていくか」だけを、同じ物差しで並べたものです。

5社の最低利用期間と、解約時にかかる金額

まず一覧です。「記載が見つからない」と書いた欄は、金額が0円という意味ではありません。今回確認した料金ページにその項目の表示が無かった、という意味です。

サービス型最低利用期間解約時にかかる金額条件・注記
エブリィフレシャス浄水型3年40,000円3年未満での解約時
ハミングウォーター浄水型2年16,500円(サーバー引取手数料)公式表示は「解約時」。最低利用期間を過ぎた解約にもかかるかは、料金ページからは判別できない
富士山鳴沢の天然水天然水型料金ページに記載が見つからない9,240円(サーバー代金18,480円の半額)申込から解約までの注文が16箱以下だった場合に請求される
ふじざくら命水天然水型基本プラン 2年契約(3年割・子育て・法人の各プランの期間は記載なし)料金ページに記載が見つからない初期費用・事務手数料は0円と表示されている
アクアクララ天然水型料金シミュレーターのページに記載が無い同上あんしんサポート料は2年割プラン適用時の金額が表示されている

出典: エブリィフレシャス(2026年8月14日取得)/ハミングウォーター(2026年8月14日取得)/富士山鳴沢の天然水(2026年8月18日取得)/ふじざくら命水(2026年8月18日取得)/アクアクララ(2026年8月14日取得)

この表で目につくのは、金額の大小よりも「何を根拠に請求されるか」が会社ごとに違うことです。エブリィフレシャスは契約年数、富士山鳴沢は注文した箱数、ハミングウォーターはサーバーの引き取りという作業に対して金額が付いています。同じ「解約したときに払うお金」でも、名目も判定のしかたも別物です。

最低利用期間は2年と3年で分かれた

契約内容を確認する様子

期間の表示があったのは3社でした。ハミングウォーターが2年、ふじざくら命水の基本プランが2年契約、エブリィフレシャスが3年です。

この1年の差が効いてくるのは、住む場所や家族構成が変わる予定がある人です。たとえば2年後に引っ越しの可能性がある場合、ハミングウォーターは最低利用期間を満たしたうえでの解約になりますが、エブリィフレシャスは3年に1年足りない状態での解約になり、公式表示では40,000円の対象になります。

逆に、5年10年と使い続けるつもりの人にとっては、2年と3年の差は実質的にほとんど意味を持ちません。最低利用期間は「長さ」そのものではなく、自分が使うつもりの年数を跨いでいるかどうかで見るものです。

ハミングウォーターの16,500円は「2年を過ぎたら無料」とは読めない

ここは慎重に書きます。ハミングウォーターの料金ページには、サーバー引取手数料16,500円という項目があり、その条件は「解約時」と表示されています。最低利用期間である2年を過ぎたあとの解約にもこの16,500円がかかるのかどうかは、料金ページの表示だけからは判別できませんでした。

「2年経てば無料になる」とも、「何年使ってもかかる」とも、この記事では書けません。契約条件の解釈はここでは行わず、公式に表示されている内容の紹介にとどめます。判断に関わる部分なので、契約前に確認したい場合は公式の窓口で直接聞くのが確実です。

後半の試算では、この16,500円をかかる場合の金額として計上したうえで、かからなかった場合の数字も併記します。前提が変わると合計がどう動くかが分かるようにしておくためです。

富士山鳴沢の天然水は、年数ではなく箱数で決まる

富士山鳴沢の天然水は、判定のしかたが他社と違います。サーバー本体は購入する形で、価格は18,480円(税込)。公式表記では「キャンペーン中は0円」とあり、そのキャンペーンの期限はこのページには書かれていませんでした。

そのうえで、申込から解約までの注文が16箱以下だった場合、サーバー代金の半額にあたる9,240円が請求されると表示されています。つまり「何年使ったか」ではなく「累計で何箱買ったか」が請求の分かれ目です。同じページに「購入ノルマはありません」との表記もあるため、毎月の縛りではなく、解約時点までの累計で見る形になります。

項目条件金額
サーバー本体の購入費公式表記では「キャンペーン中は0円」。期限の記載なし18,480円(税込)
サーバー代金の半額請求申込から解約までの注文が16箱以下だった場合9,240円
水(エコパック)6L×3パックで1箱2,430円(税込)
送料関東・北陸・信越・中部・近畿0円
送料北海道/東北/中国/四国/九州/沖縄(離島含む)440円/110円/220円/330円/440円/1,650円

出典: 富士山鳴沢の天然水(2026年8月18日取得)

水の代金は合計に入れない方針ですが、この会社だけは箱数が請求の有無を決めるので、目安として計算しておきます。送料が0円になる地域で16箱を注文した場合、水の代金は2,430円×16箱=38,880円です。ここを超えて注文していれば9,240円の請求の条件から外れる、という読み方になります。

1ヶ月に1箱のペースなら16箱に届くまでに16ヶ月前後かかる計算です。使う量が少ない世帯ほど、年数ではなく箱数のほうで引っかかる可能性がある、という点は押さえておく価値があります。

月額の差より、解約時の金額の差のほうが大きい

費用を計算する様子

ここが冒頭で書いた本題です。浄水型2社の月額を並べます。

サービス・機種条件月額(税込)
エブリィフレシャス lite初期手数料・出荷手数料・配送料はいずれも0円2,750円
エブリィフレシャス tall同上3,300円
エブリィフレシャス mini同上(mini BEAMS DESIGN は3,630円)3,300円
エブリィフレシャス tall+cafe同上3,850円
ハミングウォーター水代・配送料・フィルター代を含む。北海道は3,520円3,300円

出典: エブリィフレシャス/ハミングウォーター(いずれも2026年8月14日取得)

いちばん安い機種どうしで比べると、ハミングウォーター3,300円とエブリィフレシャス lite 2,750円で、差は月550円です。これを年数で伸ばしたものと、解約時の金額の差を並べます。

比べるもの内訳金額
月額の差(1ヶ月)3,300円 − 2,750円550円
月額の差(1年)550円 × 12ヶ月6,600円
月額の差(2年)550円 × 24ヶ月13,200円
月額の差(3年)550円 × 36ヶ月19,800円
解約時の金額の差40,000円 − 16,500円23,500円

出典: エブリィフレシャス/ハミングウォーター(いずれも2026年8月14日取得)。合計と差は上記の金額から計算したものです。

3年ぶんの月額の差19,800円に対して、解約時の金額の差は23,500円。36ヶ月かけて積み上がる差より、解約という1回の出来事で生じる差のほうが大きいことになります。機種をtallどうし(どちらも3,300円)で比べれば月額の差はゼロになり、残るのは解約時の23,500円だけです。

1年・2年・3年でやめた場合、1ヶ月あたりいくらになるか

解約時の金額は一度きりの支払いなので、そのままだと月額と比べにくい数字です。使った期間で割って、1ヶ月あたりに直してみます。

ハミングウォーターは初月の月額が無料(設置後1ヶ月間)なので、月額の対象を1ヶ月分減らして計算しています。初回の手数料は事務手数料8,140円と出荷手数料2,200円の合計10,340円です。いずれも北海道・沖縄では金額が変わります。

使った期間月額の合計初回の手数料解約時合計1ヶ月あたり
1年でやめた場合3,300円×11ヶ月=36,300円10,340円16,500円63,140円約5,262円
2年でやめた場合3,300円×23ヶ月=75,900円10,340円16,500円102,740円約4,281円
3年でやめた場合3,300円×35ヶ月=115,500円10,340円16,500円142,340円約3,954円

出典: ハミングウォーター(2026年8月14日取得)。合計と1ヶ月あたりの金額は、この料金ページの各項目から計算したものです。

3年の行については、前述のとおり引取手数料16,500円がかかるかどうかを料金ページから判別できませんでした。かからなかった場合は、115,500円+10,340円=125,840円で、1ヶ月あたり約3,496円になります。この1行だけで月あたり458円動くので、確認する価値のある項目です。

次にエブリィフレシャス lite です。初期手数料・出荷手数料・配送料がいずれも0円と表示されているため、初回の手数料の列は0円になります。

使った期間月額の合計初回の手数料解約時合計1ヶ月あたり
1年でやめた場合2,750円×12ヶ月=33,000円0円40,000円73,000円約6,083円
2年でやめた場合2,750円×24ヶ月=66,000円0円40,000円106,000円約4,417円
3年使った場合2,750円×36ヶ月=99,000円0円表示の対象外99,000円2,750円

出典: エブリィフレシャス(2026年8月14日取得)。合計と1ヶ月あたりの金額は、この料金ページの各項目から計算したものです。

3年の行は、公式表示が「3年未満での解約時 40,000円」となっているため、36ヶ月を満たした解約はこの40,000円の条件に当てはまりません。ただし、それ以外の費用があるかどうかは料金ページの表示からは分かりませんでした。

2つの表を見比べると、1年でやめる前提なら1ヶ月あたりの負担はハミングウォーターのほうが約821円低く、3年使い切る前提なら月額の安いエブリィフレシャス liteのほうが低くなります。月額の数字だけを見たときの順番と、途中でやめる前提で見たときの順番が入れ替わる、ということです。

解約時の金額が料金ページに見つからなかった会社

ふじざくら命水とアクアクララは、今回見たページに解約時の金額の表示がありませんでした。念のため繰り返しますが、これは「解約金が無い」という意味ではなく、そのページからは確認できなかったという意味です。

サービス確認したページに書かれていたこと書かれていなかったこと
ふじざくら命水初期費用・事務手数料は0円。基本プランは2年契約。最低注文数は2箱1セットから。サーバーレンタル料は基本・3年割で880円/月、子育てプランで660円/月(機種 AQUAFresh)解約時の金額、電気代の目安、3年割・子育て・法人プランの契約期間
アクアクララあんしんサポート料は2年割プラン適用時で1,100円/月(アクア8・アクアスリム・アクアスリムS)から2,200円/月(アクアウィズ)。水は12Lボトル1本1,404円初期費用、電気代、最低利用期間、途中解約金、配送料

出典: ふじざくら命水(2026年8月18日取得)/アクアクララ(2026年8月14日取得)

料金ページに解約の項目が見当たらない場合、契約前に確認しておきたいのは次の3点です。

  1. 最低利用期間があるか。ある場合は何年か。
  2. 期間内にやめたときの金額と、その名目(解約金か、機器代の残りか、引取の手数料か)。
  3. 期間を過ぎたあとの解約にも、何か費用が発生するか。

この3点は名目が違うだけで、支払う側から見れば同じ「やめるときに出ていくお金」です。名前が違うために別々の欄に書かれていることがあるので、金額の合計で見るほうが分かりやすくなります。

数字の見方

条件を並べて比べる様子

今回の並べ方から見えたことを3つにまとめます。

1. 解約時の金額は、使う予定の月数で割ってから比べる。40,000円という数字だけを見ると大きく感じますが、3年使い切れば公式表示の条件から外れます。逆に1年でやめる前提なら、月あたり3,333円の上乗せに相当します(40,000円÷12ヶ月)。同じ金額でも、想定する期間で意味が変わります。

2. 判定の根拠が「年数」か「箱数」かを見分ける。浄水型は契約年数で決まりますが、富士山鳴沢の天然水は累計の注文箱数で決まります。使う量が少ない世帯は、年数の条件はクリアしていても箱数の条件で引っかかる、という組み合わせが起こり得ます。

3. 判別できない項目は、判別できないものとして扱う。ハミングウォーターの引取手数料のように、公式の表示が「解約時」とだけあって期間との関係が読み取れない項目があります。ここを都合よく解釈すると試算が1万円以上ずれます。分からないものは「かかる場合/かからない場合」の両方を出しておくほうが安全です。

なお、ここに挙げた金額はすべて2026年8月14日および8月18日時点で各社の公式ページに表示されていたものです。料金や条件は改定されることがあります。最新の内容は各社の公式サイトでご確認ください。

この記事が向く人、向かない人

向くのは、使う年数がまだ決まっていない人です。転勤の可能性がある、来年に引っ越すかもしれない、家族の人数が変わる予定がある。こうした場合は、月額の数百円より解約時の1万円台から4万円のほうが家計への影響が大きくなります。契約前に、想定する期間で割り戻して比べる意味があります。

向かないのは、10年単位で同じ家に住み続ける前提がはっきりしている人です。その場合、最低利用期間はいずれ通過するものなので、判断の軸は月額と電気代のほうに移ります。この記事の比べ方では答えが出ません。

また、すでに契約していて解約の手続きを調べている場合は、この記事の一覧より先に、契約書と請求書に書かれた自分のプラン名と契約開始日を確認するほうが早く答えが出ます。プランや加入時期によって条件が違う場合があるためです。

あわせて読みたい

まとめ

最初の質問に答えます。ウォーターサーバーを途中でやめたときに請求される金額として公式ページに表示されていたのは、エブリィフレシャス40,000円(3年未満での解約時)、ハミングウォーター16,500円(サーバー引取手数料)、富士山鳴沢の天然水9,240円(注文が16箱以下だった場合のサーバー代金の半額)の3つでした。ふじざくら命水とアクアクララは、今回確認したページに該当する表示が見つかりませんでした。

そして、浄水型2社の月額の差は月550円、3年ぶんを足しても19,800円。解約時の金額の差は23,500円です。毎月の金額を見比べて決めた結論が、途中でやめる前提だと入れ替わることがあります。

ウォーターサーバーを検討するときは、料金ページを開く前に「何年使うつもりか」を自分の中で決めてから見てください。年数が決まっていれば、月額×月数+初回の手数料+解約時の金額という3つの足し算で、比べるべき数字が1つに揃います。金額と条件は改定されることがあるので、最終的な確認は各社の公式サイトでお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました