マルチピュアに「月額」の欄はありません|本体代とカートリッジ代を月に直すといくらか

マルチピュアに「月額」の欄はありません|本体代とカートリッジ代を月に直すといくらか ウォーターサーバー

この記事が答える質問は1つです。マルチピュアは、月にいくらかかるのか。

先に答えを書きます。マルチピュアには「月額◯◯円」という料金の欄がありません。レンタルではなく本体を購入する方式で、公式の製品ページには月額料金の表示がなく、最低利用期間と解約金の記載もありません。毎月の請求という形では出てこないため、月いくらかを知りたい場合は、本体価格と交換カートリッジ代を自分で月割りすることになります。

その月割りをすると、たとえばいちばん安い機種を5年使う前提で月およそ3,181円、10年使う前提で月およそ2,375円という数字になります。内訳は本体代の月割りと、カートリッジ代(定期購入18,810円)を12か月で割った約1,568円です。計算の中身は、この記事の後半の表で1行ずつ並べています。

編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理しています。ここで使う金額は、すべてマルチピュアの公式ページに表示されていた値と、その値を足し引きした計算値だけです。

この記事で足すもの、足さないもの

このサイトは、暮らしにかかる定期費用を世帯ごとに合算して比べることを軸にしています。合算表に足すのは「毎月決まって出ていくお金」で、買う内容によって毎回変わるお金は足しません。

マルチピュアについて、公式ページで金額を確認できたのは次の4種類でした。

  • 本体価格(4機種)
  • 交換カートリッジの価格(都度購入と定期購入)
  • カートリッジ交換の目安期間
  • 月額料金・最低利用期間・解約金の有無

逆に、この記事では次のものを足していません。

  • 公式ページに金額の表示がなかった項目。それらしい数字を推定して埋めることはしていません。
  • 広告や紹介ページ側にだけ出てくる表現。公式の料金表示ではないため、金額として扱っていません。
  • 水そのものの量や使い方によって変わる費用。使う量は世帯ごとに違うため、共通の月額としては数えられません。

この記事の金額は、いずれも2026年9月2日にマルチピュアの公式ページで確認したものです。価格や仕様は変わることがありますので、最新は公式サイトでご確認ください。

本体価格は4機種で96,800円から195,800円まで

マルチピュアは、サーバーを借りて月々のレンタル料を払う形ではなく、本体を購入する形です。公式の製品ページに掲載されている本体価格は次の4つでした。

機種支払いの形本体価格(税込)
Aquasmart 400CT買い切り(購入時1回)96,800円
MODEL-D400BJ買い切り(購入時1回)140,800円
Aquaversa 750CT買い切り(購入時1回)151,800円
MODEL-750BJ買い切り(購入時1回)195,800円

出典: マルチピュア(製品ページ)(2026年9月2日取得)

いちばん安い機種といちばん高い機種の差は99,000円です(195,800円 − 96,800円)。この差だけを5年で割ると月1,650円、10年で割ると月825円になります。機種選びの差が、そのまま月の固定費に乗ってくる形です。

ウォーターサーバーの料金を見比べていると、「月額いくら」の欄がどの会社にもあるように感じます。ところがマルチピュアの製品ページには、その欄にあたる表示がありません。ここが、他の会社と同じ表に並べにくい理由です。買い切りなので、支払いのほとんどが最初の1回に集まっています。

続けてかかるのは交換カートリッジ代です

水を注ぐ様子

買い切りといっても、その後まったくお金がかからないわけではありません。継続してかかるのは交換カートリッジの代金です。公式の商品ページに出ていた表示は次のとおりでした。

項目条件金額・期間
交換カートリッジ CB6BJ都度購入20,900円(税込)
交換カートリッジ CB6BJ定期購入18,810円
交換の目安1日46リットルの使用で12か月(または水の出が悪くなったとき)

出典: マルチピュア(交換カートリッジ CB6BJ)(2026年9月2日取得)

都度購入と定期購入の差は2,090円です(20,900円 − 18,810円)。1年に1回の交換だとすると、この差は月あたり約174円にあたります。

ここで見ておきたいのは、交換の目安が「1日46リットル」という使用量とセットで書かれていることです。期間だけが単独で決まっているのではなく、使う量に応じて前後する書き方になっています。1日46リットルより多く使う世帯であれば、12か月より早く交換時期が来る可能性があります。逆に使う量が少なければ、12か月より長くもつ可能性もあります。この記事の月割り計算は、あくまで12か月に1回交換した場合の数字として読んでください。

月額に直す:本体代を何年で割るかで金額が変わります

買い切りの費用を月額に直すには、本体代を「何年使うか」で割ることになります。ここが、レンタル型との最大の違いです。レンタル型なら会社が月額を決めていますが、買い切りの場合は読む側が使用年数を決めないと月額が出ません。

本体価格だけを5年(60か月)と10年(120か月)で割ると、次のようになります。1円未満は四捨五入しています。

機種本体価格(税込)5年で割った月額10年で割った月額
Aquasmart 400CT96,800円約1,613円約807円
MODEL-D400BJ140,800円約2,347円約1,173円
Aquaversa 750CT151,800円約2,530円約1,265円
MODEL-750BJ195,800円約3,263円約1,632円

出典: マルチピュア(製品ページ)(2026年9月2日取得)/月額は本体価格を60か月・120か月で割った計算値です

同じ本体でも、5年で見るか10年で見るかで月額はちょうど2倍違います。「マルチピュアは月いくら」という問いに1つの答えが出ないのは、この割り算の年数が決まっていないからです。

本体とカートリッジを足した月額

本体の月割りに、カートリッジ代の月割りを足します。カートリッジは12か月に1回として、定期購入の18,810円を12で割ると約1,568円、都度購入の20,900円を12で割ると約1,742円です。

いちばん安い機種といちばん高い機種で、両端を並べます。

組み合わせ本体の月割りカートリッジの月割り(定期)合計(月額の目安)
Aquasmart 400CT・5年で割る約1,613円約1,568円約3,181円
Aquasmart 400CT・10年で割る約807円約1,568円約2,375円
MODEL-750BJ・5年で割る約3,263円約1,568円約4,831円
MODEL-750BJ・10年で割る約1,632円約1,568円約3,200円

出典: マルチピュア(製品ページ)/マルチピュア(交換カートリッジ CB6BJ)(いずれも2026年9月2日取得)/合計は各値を月数で割って足した計算値です

カートリッジを定期購入ではなく都度購入にすると、上の表の各行に約174円が上乗せされます。たとえばAquasmart 400CTを10年で割る行は、約2,375円ではなく約2,549円になります。

表を見て気づくのは、10年使う前提にすると、機種による差よりもカートリッジ代のほうが大きくなることです。Aquasmart 400CTを10年で割った月額約2,375円のうち、約1,568円はカートリッジ代です。本体をどれにするかより、使い続ける限りかかり続けるカートリッジ代のほうが、長い目で見た固定費の中心になります。

最低利用期間と解約金の欄は空きます

契約内容を確認する様子

ウォーターサーバーを比べていると、月額と同じくらい気になるのが「何年使わないといけないのか」「途中でやめたらいくらか」です。マルチピュアの公式ページで確認できた表示は次のとおりでした。

項目条件公式ページの表示
月額料金レンタルではなく本体を購入する方式なし(買い切り)
最低利用期間買い切りのためなし
解約金買い切りのためなし
継続してかかる費用交換カートリッジ代20,900円(定期購入18,810円)

出典: マルチピュア(製品ページ)/マルチピュア(交換カートリッジ CB6BJ)(いずれも2026年9月2日取得)

契約の解釈にはここでは踏み込みません。あくまで公式ページの表示として、月額・最低利用期間・解約金にあたる金額の記載がないという事実を並べています。やめるときの費用が0円になる、という意味ではなく、「その名前の料金項目が料金表に置かれていない」ということです。実際の条件は購入時の案内でご確認ください。

裏返すと、費用のリスクの置き場所が入れ替わっています。レンタル型は途中でやめたときの費用が心配になりますが、買い切りは買った時点で大きな金額を払い終えているので、早くやめるほど月割りの金額が上がる形になります。たとえばAquasmart 400CTを2年(24か月)で使わなくなったとすると、本体代の月割りは96,800円÷24=約4,033円です。5年で割った約1,613円の2.5倍になります。

合算表に載せるときの置き場所

このサイトの主役は、食材宅配の手数料・ウォーターサーバーの月額・そのほかの定期費用を1つの表に足す合算表です。マルチピュアはその表に、そのままの形では載りません。月額課金ではないため、足すべき「月額」という値が存在しないからです。

それでも家計の合算表に入れたい場合は、次の3つを自分で決めることになります。

  1. どの機種を使うか。96,800円から195,800円まで、4機種で99,000円の幅があります。
  2. 何年使う前提で割るか。5年か10年かで、本体分の月額はちょうど2倍違います。
  3. カートリッジを定期購入にするか都度購入にするか。月あたり約174円の差になります。

この3つが決まれば、合算表に足す1行が作れます。決まらないうちは、月額の欄に入る数字も決まりません。「公式ページに月額が書いていない」のではなく、「月額という料金の作り方をしていない」と読むほうが実態に近いです。

この数え方が向く人・向かない人

費用を計算する様子

買い切り方式を月額に直す考え方は、誰にでも当てはまるものではありません。向き不向きをはっきり書いておきます。

向いているのは、次のような場合です。

  • 同じ住まいに長く住む見込みがあり、5年や10年という前提を自分で置ける場合。割る年数が長いほど、月額の目安は下がります。
  • 毎月の請求額よりも、数年分の総額で比べたい場合。買い切りは総額が先に確定します。
  • 最低利用期間や解約金という項目そのものを、家計の判断材料から外したい場合。

向かないのは、次のような場合です。

  • 数年以内に引っ越しや家族構成の変化が見込まれ、何年使うかを決められない場合。割る年数が決まらないと、月額の目安も決まりません。
  • 最初にまとまった金額を出すことを避けたい場合。買い切りは、支払いの大部分が最初の1回に集まります。
  • 毎月の固定費を月額の一覧で管理していて、そこに載る数字だけで比べたい場合。マルチピュアはその一覧に載る形の料金表示を持っていません。

数字の見方:どこまでが公式の表示で、どこからが計算か

この記事で出した数字は、次の2種類に分かれます。混ざったまま読むと、公式が言っていないことまで公式の表示のように見えてしまうので、区別しておきます。

公式ページに書かれていた値は、本体価格の4つ(96,800円・140,800円・151,800円・195,800円)、カートリッジ代の2つ(20,900円・定期18,810円)、交換の目安(1日46リットルで12か月)、そして月額料金・最低利用期間・解約金の記載がないこと。ここまでが、公式の表示をそのまま写した部分です。

それ以外の「約1,613円」「約3,181円」といった月額は、すべてこの記事での割り算です。公式ページにこの数字が載っているわけではありません。使用年数の置き方を変えれば、金額も変わります。

また、公式ページに金額の記載がなかった項目については、この記事では触れていません。数字がない欄を、それらしい推定値で埋めることはしていません。金額と条件は変わることがありますので、購入を検討する段階では必ず公式サイトで最新の表示をご確認ください。

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まとめ

最初の質問に答えます。マルチピュアの「月額」は、公式の料金表には存在しません。レンタル料という項目がなく、最低利用期間と解約金の記載もない、本体を購入する方式だからです。

月にいくらかを知りたい場合は、本体価格(96,800円から195,800円)を使う年数で割り、そこに交換カートリッジ代(20,900円、定期購入なら18,810円)を12で割った約1,568円から約1,742円を足します。その結果は、機種と年数の置き方しだいで月およそ2,375円から4,831円まで動きました。1つの数字にならないこと自体が、この料金の作り方の特徴です。

家計の合算表に載せるなら、機種・使う年数・カートリッジの買い方の3つを先に決めてください。それが決まるまでは、月額の欄は空けておくほうが正確です。

本体価格・カートリッジ代とも、2026年9月2日時点の公式ページの表示です。価格や取り扱い機種は変わることがありますので、検討される際はマルチピュアの公式ページで最新の金額をご確認ください。

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