浄水型と天然水型のウォーターサーバーは、かかるお金の項目が違う【6社の公式ページで数えました】

浄水型と天然水型のウォーターサーバーは、かかるお金の項目が違う【6社の公式ページで数えました】 ウォーターサーバー

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この記事が答えるのは、「浄水型と天然水型のウォーターサーバーでは、毎月どの費用項目が発生するのか」という質問です。どちらが安いかを先に決める記事ではありません。比べる前に、そもそも並ぶ項目がそろっていないことが分かったためです。

先に結論の数字を書きます。浄水型として整理した3社は、公式ページに出ている月額と電気代の目安を足すと月3,373円から5,378円の範囲に収まりました。一方、天然水型として整理した3社は、電気代の目安がどの社の該当ページにも記載されておらず、同じ形の合計が作れませんでした。

編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理しています。ここでは、6社の料金ページに載っている項目と、載っていなかった項目を並べます。

この記事で足すもの、足さないもの

このサイトは、暮らしにかかる定期費用を世帯ごとに合算しています。合算に入れる範囲をそろえておかないと、社ごとに有利不利が出てしまうため、この記事でも次のように扱いを固定しています。

  • 足すもの: 毎月のサーバー代(レンタル料・月額利用料)、水代、送料、電気代の目安
  • 足さないもの: 初期費用と解約時の費用(毎月出ていくお金ではないため、別の表で扱います)
  • 触れないもの: 水の味や水質の評価。編集部は各社のサーバーを利用していないため、料金と契約条件だけを扱います

また、ここでの「浄水型」「天然水型」は、水源による分類ではなく費用のかかり方による整理です。料金ページに水代の項目がなく、代わりにフィルター交換の項目があるものを浄水型、水を箱やボトル単位で購入する項目があるものを天然水型として並べています。

結論の表|浄水型と天然水型で発生する費用項目

6社の料金ページに、それぞれの項目が金額つきで載っているかを並べたものが次の表です。

会社整理毎月のサーバー代水代送料電気代の目安
ハミングウォーター浄水型3,300円(税込)月額に含む月額に含む約711円/月
エブリィフレシャス浄水型2,750円から3,850円(税込)項目の記載なし0円約401円から約623円/月
アクアバンク浄水型4,378円月額に含む項目の記載なし約1,000円/月
ふじざくら命水天然水型660円から880円/月1,404円から1,728円/箱5地域は無料。他は記載なし記載なし
富士山鳴沢の天然水天然水型項目の記載なし(本体は購入)2,430円/6L×3パック0円から1,650円(地域別)記載なし
アクアクララ天然水型1,100円から2,200円/月1,404円/12Lボトル1本記載なし記載なし

出典: ハミングウォーター / エブリィフレシャス / アクアクララ(いずれも2026年8月14日取得)/ アクアバンク / ふじざくら命水 / 富士山鳴沢の天然水(いずれも2026年8月18日取得)

表の左半分と右半分で、埋まっているマス目の位置が違います。浄水型は「毎月のサーバー代」に多くが吸収され、天然水型は「水代」と「送料」に分かれています。金額の大小より先に、費用がどこに集まっているかが型で違うということです。

浄水型3社は「月額+電気代」で1つの数字になります

水を注ぐ様子

浄水型として整理した3社は、料金ページの月額に水代と配送料が含まれるか、そもそも水代の項目がありません。そのため、毎月の負担は月額と電気代の目安を足すだけで1つの数字になります。

会社・機種月額電気代の目安合計(月あたり)
エブリィフレシャス lite2,750円約623円約3,373円
エブリィフレシャス tall3,300円約401円約3,701円
エブリィフレシャス mini3,300円約453円約3,753円
ハミングウォーター3,300円約711円約4,011円
エブリィフレシャス tall+cafe3,850円約401円約4,251円
アクアバンク4,378円約1,000円約5,378円

合計欄は、左の2列を足した計算値です。金額はいずれも税込表示のものを使っています。ハミングウォーターの月額は北海道のみ3,520円、エブリィフレシャス mini のBEAMS DESIGNは3,630円と、同じ社でも条件で変わる行があります。

出典: ハミングウォーター / エブリィフレシャス(2026年8月14日取得)/ アクアバンク(2026年8月18日取得)

この6行の幅は約2,005円です。合計の上と下を作っているのは月額そのものより、電気代の目安が約401円から約1,000円まで開いていることのほうが効いています。月額がいちばん高いアクアバンクは電気代の目安も最も高く、差が縮まらずに合計へ出ています。

天然水型3社は「サーバー代+水代+送料」に分かれます

天然水型として整理した3社は、毎月の負担が一つの数字になりません。水を箱やボトル単位で購入するため、頼む量を決めないと金額が確定しないからです。

そこで、各社の料金ページに載っている最小に近い注文単位で並べます。容量がそろっていないため、水の量も併記します。

会社・プランサーバー代水代(注文単位)水の量合計(送料無料地域の場合)
ふじざくら命水 子育てプラン 9L660円1,458円×2箱=2,916円18L3,576円
ふじざくら命水 基本プラン 9L880円1,485円×2箱=2,970円18L3,850円
アクアクララ アクア8(2年割)1,100円1,404円×2本=2,808円24L3,908円
ふじざくら命水 基本プラン 11.5L880円1,728円×2箱=3,456円23L4,336円
アクアクララ アクアウィズ(2年割)2,200円1,404円×2本=2,808円24L5,008円
富士山鳴沢の天然水料金ページに記載なし2,430円×1セット18L2,430円

出典: ふじざくら命水 / 富士山鳴沢の天然水(いずれも2026年8月18日取得)/ アクアクララ(2026年8月14日取得)

合計欄は、サーバー代と水代を足した計算値です。ふじざくら命水は「2箱1セットから」と最低注文数が示されているため2箱で計算し、アクアクララは料金シミュレーターのページに12L×2本の記載があるためその単位で計算しています。

この表の数字を、前の章の浄水型の合計とそのまま比べることはできません。ここには電気代が入っていないためです。 3社とも、参照した料金ページに電気代の目安の記載がありませんでした。浄水型の合計から電気代を抜けば2,750円から4,378円になり、並びも変わります。抜くか足すかで結論が動く以上、この記事では優劣を決めていません。

また、富士山鳴沢の天然水は毎月のサーバー代にあたる項目がなく、本体を18,480円で購入する形で案内されています。公式表記では「キャンペーン中は0円」とありますが、そのキャンペーンの期限はこのページに書かれていませんでした。毎月の合計だけを見ると最も小さくなりますが、その分が初期の欄に移っているだけとも読めます。

使う量が増えたときに、増える費用があるかないか

ここが、型を分ける実質的な線だと考えています。項目の並びを言い換えると、次の違いになります。

  • 浄水型: 水を多く使っても、料金ページ上で増える項目がありません。ハミングウォーターは月額に水代と配送料が含まれ、アクアバンクは「水は使い放題」と表示されています。エブリィフレシャスはそもそも水代の項目がありません。
  • 天然水型: 箱やボトルの本数がそのまま金額になります。ふじざくら命水は2箱1セット、アクアクララは12Lボトル単位、富士山鳴沢は6L×3パックのセット単位です。

逆向きの動きもあります。天然水型は使う量が少ないと安くなりますが、少なすぎると別の費用が出る場合があります。富士山鳴沢の天然水は、申込から解約までの注文が16箱以下だった場合にサーバー代金の半額9,240円が請求されると料金ページに書かれています。頼まなければ頼まないほど安い、とは限らない形です。

なお、飲む量から損得の分かれ目を計算する話は、このサイトの別の記事で扱っています。この記事は金額の分かれ目ではなく、項目の構造を整理する内容です。

最初にかかるお金は、型では決まりませんでした

費用を計算する様子

毎月の費用は型で構造が分かれましたが、初期費用は型と関係なくばらついていました。

会社整理初期にかかる項目金額
エブリィフレシャス浄水型初期手数料・出荷手数料・配送料いずれも0円
ふじざくら命水天然水型初期費用・事務手数料0円
ハミングウォーター浄水型出荷手数料2,200円+事務手数料8,140円合計10,340円
アクアバンク浄水型初期費用(セルフ設置)10,756円
アクアバンク浄水型初期費用(業者設置・設置費8,800円を含む)19,756円
富士山鳴沢の天然水天然水型サーバー本体の購入費18,480円(キャンペーン中は0円と表示)
アクアクララ天然水型初期費用料金シミュレーターのページに記載なし

出典: ハミングウォーター / エブリィフレシャス / アクアクララ(いずれも2026年8月14日取得)/ アクアバンク / ふじざくら命水 / 富士山鳴沢の天然水(いずれも2026年8月18日取得)

0円が浄水型と天然水型に1社ずつ、1万円を超えるものも両方にありました。ハミングウォーターの出荷手数料と事務手数料は、北海道・沖縄ではそれぞれ3,300円・11,000円になると書かれており、住んでいる地域で変わる点も併記されています。

この章の金額は毎月出ていくお金ではないため、前の章の合計には足していません。初期費用まで含めて総額で見たい場合は、契約する年数を先に決める必要があります。

送料が住んでいる地域で変わるのは天然水型のほうでした

水を運ぶ距離が金額に出るかどうかも、型で分かれました。

浄水型では、ハミングウォーターが配送料を月額に含み、エブリィフレシャスは配送料0円と明記しています。アクアバンクは配送料にあたる項目が公式トップに見当たりませんでした。

天然水型では、富士山鳴沢の天然水が地域を7区分で示しています。

地域送料関東などとの差
関東・北陸・信越・中部・近畿0円―
東北110円110円
中国220円220円
四国330円330円
北海道440円440円
九州440円440円
沖縄(離島を含む)1,650円1,650円

出典: 富士山鳴沢の天然水(2026年8月18日取得)

差額欄は、送料0円の地域を基準にした引き算です。同じ水を同じ量だけ頼んでも、沖縄と関東では1回あたり1,650円の差が出ます。前の章の合計2,430円に足すと4,080円になり、順番が入れ替わる幅です。

ふじざくら命水は、東北・関東・甲信越・北陸・東海が無料と書かれており、それ以外の地域の送料はこのページに記載がありませんでした。アクアクララの配送料も、参照した料金シミュレーターのページには記載がありません。

公式ページで確認できなかった項目を数えました

確認する様子

ここまで「記載なし」という言葉が何度か出てきました。数えると、片側に寄っています。

項目浄水型3社で確認できた数天然水型3社で確認できた数
毎月のサーバー代または月額3社2社
送料の扱い2社2社(うち1社は一部地域のみ)
電気代の目安3社0社
初期費用3社2社
最低利用期間2社1社

数え方は、この記事で参照した各社の料金ページに金額または条件が書かれていれば1社と数えています。別のページに載っている可能性はありますが、確認できていないものは数えていません。

合算する立場から見ると、いちばん影響が大きいのは電気代の目安が天然水型で0社だったことです。世帯の固定費を1つの表にまとめるとき、電気代が分からない会社は「毎月かかっているのに表に載らない費用」を抱えたままになります。浄水型の3社では約401円から約1,000円の幅があったので、無視できる大きさではありません。

最低利用期間についても、確認できたのはハミングウォーターの2年、エブリィフレシャスの3年、ふじざくら命水の基本プランの2年契約でした。ふじざくら命水は3年割・子育て・法人の各プランの期間が書かれておらず、アクアバンクとアクアクララも参照ページに記載がありません。ハミングウォーターの解約時のサーバー引取手数料16,500円は「解約時」とだけ書かれており、最低利用期間を過ぎた解約にもかかるのかは、この料金ページからは判別できませんでした。

この比べ方が向く人と、向かない人

この記事の整理が役に立つ場面と、そうでない場面を書いておきます。

  • 向いている: 世帯の固定費を1枚の表にまとめたい方。項目がそろわないままだと、合計そのものが比べられなくなります。
  • 向いている: 使う量が月によって変わる方。増えたときに増える費用があるかどうかが、型で分かれます。
  • 向いていない: 水の味や口当たりで決めたい方。編集部は各社のサーバーを利用していないため、この記事では扱っていません。
  • 向いていない: 今すぐ1社に決めたい方。電気代の目安が確認できない社があるため、この記事だけでは総額の順番が確定しません。

この記事の数字の見方

  • 金額はすべて、上の各表に示した公式ページに掲載されていたものです。取得日はハミングウォーター・エブリィフレシャス・アクアクララが2026年8月14日、アクアバンク・ふじざくら命水・富士山鳴沢の天然水が2026年8月18日です。
  • 合計欄は、各表の左側の列を足した計算値です。編集部が独自に見積もった数字は入っていません。
  • 食材そのものの値段や水の商品代以外の買い物は、注文内容で毎週変わるため合算に入れていません。
  • 「記載なし」は、この記事で参照したページに書かれていなかったという意味です。存在しないという意味ではありません。
  • プランやキャンペーンは変わることがあります。最新の金額と条件は、各社の公式サイトで必ずご確認ください。

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まとめ

最初の質問に戻ります。浄水型と天然水型では、毎月どの費用項目が発生するのか。

  • 浄水型は、月額と電気代の2項目に集まります。今回の3社では合計が月3,373円から5,378円でした。使う量が増えても、料金ページ上で増える項目はありません。
  • 天然水型は、サーバー代・水代・送料の3項目に分かれます。水は箱やボトル単位なので、頼む量を決めないと金額が確定しません。送料は地域で0円から1,650円まで開きます。
  • 初期費用は型で決まりません。 0円の社が両方にあり、1万円を超える社も両方にありました。
  • 今回参照したページの範囲では、電気代の目安を確認できたのは浄水型3社だけでした。総額の順番は、この項目を足すか抜くかで動きます。

どちらが安いかを一言で決めなかったのは、比べる項目がそろっていなかったためです。世帯の固定費として1つの表に載せるなら、まず自分が使う水の量と住んでいる地域を決めて、そのうえで足りない項目を各社の公式ページで確認する順番になります。このサイトでは、こうした定期費用を世帯ごとに合算した表を記事ごとに公開しています。金額と条件は変わりますので、申し込みの前には必ず各社の公式サイトで最新の表示をご確認ください。

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