生活クラブ東京に入ると、配達の手数料と出資金は1年にいくら動くのでしょうか。この記事は、その問いに公式の利用案内の表示だけを使って答えます。
先に結論です。個別配送手数料は150円(税込165円)です。毎週届けてもらい、毎回の注文が税抜3,000円に届かない場合は、52週で年8,580円になる計算です。ただし、加入後1年間、税抜3,000円以上の注文、未就学児がいる場合のどれかに当てはまると、この手数料は無料になります。
これとは別に、出資金を毎月積み立てる「増資」があります。加入後10ヶ月までは月500円、11ヶ月以降は月1,000円です。足すと1年目は7,000円、2年目は12,000円になります。増資は脱退するときに返ってくる預り金なので、この記事では手数料とは別の列で扱います。
編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理しています。数字は2026年8月14日に取得した公式表示です。料金や条件は変わることがあるので、最新は生活クラブ東京の公式サイトでご確認ください。
何を足して、何を足さないか
このサイトでは、暮らしにかかる定期費用を世帯ごとに足して比べています。生活クラブ東京について足すもの、足さないものは次のとおりです。
- 足すもの:個別配送手数料。注文額と加入からの期間で、かかるかどうかが決まります。
- 別の列に置くもの:毎月の増資。出資金は脱退時に返ってくるお金で、手数料のように使って消えるお金ではありません。
- 足さないもの:食材そのものの代金です。注文内容で毎週変わるため、合算には入れません。
- 書かないもの:加入時の出資金の金額です。利用案内ページには毎月の積立額しか載っておらず、加入時の金額は確認できませんでした。
家計簿の上では、手数料も増資も「出ていくお金」に見えます。ただ、あとで戻るお金と戻らないお金を同じ列に入れると、年間の負担が大きく見えてしまいます。そこで、この記事の表はすべて2つの列に分けています。
公式の利用案内に載っている数字
生活クラブ東京の利用案内ページで確認できた項目を、そのまま並べました。
| 項目 | 条件 | 公式表示 |
|---|---|---|
| 個別配送手数料 | 無料になる条件に当てはまらない場合 | 150円(税込165円) |
| 個別配送手数料が無料になる条件 | 税抜3,000円以上の注文/加入後1年間/未就学児がいる場合 | 0円 |
| 増資(毎月) | 加入後10ヶ月まで | 月500円 |
| 増資(毎月) | 加入後11ヶ月以降 | 月1,000円 |
| 増資(毎月) | ブロック別生協の場合 | 10ヶ月まで月500円・総額5,000円 |
| 出資金の返還 | 脱退時 | 返還される(返還時の振込手数料は組合員負担) |
| 加入時の出資金 | — | 利用案内ページに記載なし |
出典: 生活クラブ東京 利用案内(2026年8月14日取得)
無料になる条件には、注記として「プレママ&ママ特典の申請が必要」と書かれています。未就学児の条件で無料にしたい場合は、申請が要るかどうかを利用案内ページで確かめてください。
個別配送手数料は年いくらになるか

165円は1回あたりの金額です。年額を出すには、1年に何回届けてもらうかを決める必要があります。ここでは毎週1回届く場合を52回、隔週の場合を26回として計算しました。
| ケース | 条件 | 手数料(年額) | 内訳 |
|---|---|---|---|
| 加入後1年目 | 加入後1年間の条件に当てはまる | 0円 | 無料条件に該当 |
| 2年目以降・毎週まとめて頼む | 毎回の注文が税抜3,000円以上 | 0円 | 無料条件に該当 |
| 2年目以降・毎週少しずつ頼む | 毎回の注文が税抜3,000円未満 | 8,580円 | 165円×52回 |
| 2年目以降・隔週で少しずつ頼む | 毎回の注文が税抜3,000円未満 | 4,290円 | 165円×26回 |
| 未就学児がいる | プレママ&ママ特典を申請している | 0円 | 無料条件に該当 |
出典: 生活クラブ東京 利用案内(2026年8月14日取得)
いちばん手数料がかかるのは「加入から1年が過ぎ、未就学児がおらず、毎週税抜3,000円未満で頼む」世帯です。この場合、年8,580円、月にならすと715円になります。
注文しない週の手数料は、この記事で整理した公式表示の範囲には含まれていません。休む週がある世帯は、その扱いを利用案内ページで確認してから回数を数えてください。
「月4回×12ヶ月」で数えると660円少なく出ます
週ごとの手数料を月額に直すとき、「1ヶ月は4週」として4倍にすることがよくあります。この数え方だと、165円×4回×12ヶ月で年7,920円です。
ところが1年は52週あるので、毎週届く場合は4回ぶん(660円)が抜けます。どちらの数字を見ても間違いではありませんが、毎週頼む前提なら8,580円のほうが実際の回数に近い数字です。
増資は1年目7,000円、2年目12,000円
増資は、加入後の月数によって金額が変わります。公式表示の月額を、期間ごとに足しました。
| 期間 | 条件 | 月額(公式表示) | その期間の合計 | 加入からの累計 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜10ヶ月目 | 加入後10ヶ月まで | 500円 | 5,000円(500円×10ヶ月) | 5,000円 |
| 11〜12ヶ月目 | 加入後11ヶ月以降 | 1,000円 | 2,000円(1,000円×2ヶ月) | 7,000円 |
| 13〜24ヶ月目 | 加入後11ヶ月以降 | 1,000円 | 12,000円(1,000円×12ヶ月) | 19,000円 |
| 25〜36ヶ月目 | 加入後11ヶ月以降 | 1,000円 | 12,000円(1,000円×12ヶ月) | 31,000円 |
出典: 生活クラブ東京 利用案内(2026年8月14日取得)
2年目以降の行は、「11ヶ月以降は月1,000円」という表示がそのまま続くとして計算したものです。積立がいつまで続くのか、上限があるのかは、今回確認した利用案内の項目からは読み取れませんでした。
ブロック別生協については、「10ヶ月まで月500円・総額5,000円」という別の書き方がされています。自分の加入先がどちらに当たるかは、加入前に確かめておくと数字を読み違えずに済みます。
手数料と増資を別の列にした合算表

ここがこの記事の中心です。いちばん手数料がかかる世帯(未就学児がおらず、2年目以降は毎週税抜3,000円未満で頼む)と、毎週税抜3,000円以上で頼む世帯について、手数料と増資を年ごとに並べました。
| 年 | 世帯の条件 | 手数料(戻らない) | 増資(脱退時に戻る) | 手数料の内訳 |
|---|---|---|---|---|
| 1年目 | 毎週税抜3,000円未満 | 0円 | 7,000円 | 加入後1年間は無料 |
| 2年目 | 毎週税抜3,000円未満 | 8,580円 | 12,000円 | 165円×52回 |
| 3年目 | 毎週税抜3,000円未満 | 8,580円 | 12,000円 | 165円×52回 |
| 3年間の合計 | 毎週税抜3,000円未満 | 17,160円 | 31,000円 | 8,580円×2年 |
| 3年間の合計 | 毎週税抜3,000円以上 | 0円 | 31,000円 | 毎回無料条件に該当 |
出典: 生活クラブ東京 利用案内(2026年8月14日取得)
3年間で見ると、増資の積立(31,000円)のほうが手数料(最大17,160円)より大きくなります。ただし増資は脱退時に返還されると公式に書かれているお金です。家計の負担として残るのは手数料の列だけ、という読み方になります。
ひとつ気をつけたいのは、返還時の振込手数料が組合員負担になっている点です。金額は利用案内ページに書かれていなかったため、この表には入れていません。
数字の見方
手数料が動くのは「2年目」と「3,000円」の2か所
生活クラブ東京の手数料は、1回165円のまま金額の段階はありません。変わるのは「かかるか、かからないか」だけです。その分かれ目は、加入から1年が過ぎたかどうかと、毎回の注文が税抜3,000円に届くかどうかの2つです。
そのため、1年目の手数料を見て「ずっと0円」と考えると、2年目に年8,580円の差が出ることがあります。反対に、毎週税抜3,000円以上を頼む世帯は、2年目以降も手数料の列は0円のままです。
3,000円は税抜で判定されます
無料になる条件は「税抜3,000円以上の注文」と表示されています。税込でちょうど3,000円程度の注文だと、税抜では届かないことがあります。境目あたりで頼む世帯は、税抜の金額で確かめてください。
増資は負担ではなく、積み立てとして見る
増資は毎月の出費に見えますが、公式表示では脱退時に返還されるお金です。月々の家計を見るときは手数料と分けておき、「戻ってくる積み立てがいくら貯まっているか」として別に数えておくと、年間の負担を大きく見積もりすぎずに済みます。
この整理が役に立つ世帯、役に立たない世帯

この記事の数字がそのまま使えるのは、次のような世帯です。
- 生活クラブ東京への加入を考えていて、手数料と出資金が年にいくら動くかを先に知りたい世帯
- すでに加入していて、加入から1年たったあとの手数料を見積もりたい世帯
- 毎週の注文額が税抜3,000円の前後で、無料になるかどうかを気にしている世帯
一方で、次の目的にはこの記事は向きません。
- 加入時に最初にいくら出資するかを知りたい場合。利用案内ページに記載が無く、この記事でも金額を書いていません。
- ほかの生協や食材宅配と手数料を比べたい場合。この記事は生活クラブ東京の公式表示だけで書いています。
- 食材の値段を含めた月の食費を知りたい場合。商品代は注文内容で変わるため、合算に入れていません。
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まとめ
生活クラブ東京に入ると、配達の手数料と出資金は1年にいくら動くのか。公式の利用案内の表示(2026年8月14日取得)から計算した答えは次のとおりです。
- 個別配送手数料は1回150円(税込165円)です。毎週税抜3,000円未満で頼むと、52週で年8,580円になります。
- 加入後1年間、税抜3,000円以上の注文、未就学児がいる場合のどれかに当てはまると、手数料は無料です。未就学児の条件では、プレママ&ママ特典の申請が必要と書かれています。
- 増資は加入後10ヶ月まで月500円、11ヶ月以降は月1,000円です。1年目は7,000円、2年目は12,000円になります。
- 増資は脱退時に返還されますが、返還時の振込手数料は組合員の負担です。
- 加入時の出資金は、利用案内ページに記載がありませんでした。
いちばん手数料がかかる世帯でも、戻らない手数料は3年間で17,160円、戻る増資は31,000円です。この2つを同じ列で足さないことが、生活クラブ東京の費用を読むときにいちばん大事な点です。
料金や条件は変わることがあります。加入時の出資金や注文しない週の扱いも含めて、最新の条件は生活クラブ東京の公式の利用案内でご確認ください。


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