ウォーターサーバーを2年でやめると総額いくらか【月額が550円安いほうが、2年の総額では高くなりました】

ウォーターサーバーを2年でやめると総額いくらか【月額が550円安いほうが、2年の総額では高くなりました】 ウォーターサーバー

[広告]この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。掲載順や評価は、広告の有無や報酬額によって変えていません。金額はいずれも各社の公式表示です。

水代が月額に含まれるタイプのウォーターサーバーを、2年でやめたとします。支払いの合計は、いちばん安い組み合わせで約119,804円、いちばん高い組み合わせで約142,024円でした。1か月あたりに直すと、約4,992円から約5,918円です。

月額として表示されている金額は2,750円から3,850円ですから、実際に払う1か月あたりは、その約1.5倍から約1.8倍になります。しかも、月額が550円安いプランのほうが、2年の総額では1,148円高くなるという並びが出ました。差を作っているのは月額ではなく、契約のはじめと終わりにかかるお金のほうです。

この記事が答える質問は1つだけです。「月額に水代が含まれるウォーターサーバーを2年でやめると、全部でいくら払うことになるのか」。編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理しています。

この記事で足すもの、足さないもの

合算する項目をはじめに決めておきます。ここがずれると、同じ「2年の総額」という言葉でも中身が変わってしまうためです。

足すものは次の4つです。

  • 月額利用料を24か月ぶん(初月無料の期間がある場合は、その月を引いています)
  • 契約のはじめにかかる費用(出荷手数料・事務手数料)
  • 契約の終わりにかかる費用(解約金・サーバーの引取手数料)
  • 電気代を、各社が公式ページに出している目安の金額で24か月ぶん

足さないものは次のとおりです。

  • 水そのものの代金。この記事で扱う2社は、水代が月額に含まれる形なので、別立てでは発生しません。ボトルを箱で買うタイプは注文量で毎月変わるため、そもそも1つの数字にできません(後半で触れます)。
  • 割引やキャンペーンの適用。この記事では計算に入れていません。
  • 設置場所の工事費など、公式の料金ページに載っていない費用。載っていない金額は書かない方針です。

前提もそろえておきます。2年は24か月として数え、24か月を使い終わったところで解約するという置き方をしています。金額はいずれも税込で、公式の料金ページの表示をそのまま使いました。

2年(24か月)でやめたときの総額

先に結論の表です。同じ項目で並べると、月額の並び順と総額の並び順が一致していないことが見えます。

プラン月額はじめにかかる費用終わりにかかる費用電気代の目安(24か月)合計1か月あたり
ハミングウォーター(北海道・沖縄以外)3,300円×23か月=75,900円10,340円16,500円約17,064円約119,804円約4,992円
エブリィフレシャス lite2,750円×24か月=66,000円0円40,000円約14,952円約120,952円約5,040円
ハミングウォーター(北海道・沖縄)3,520円×23か月=80,960円14,300円16,500円約17,064円約128,824円約5,368円
エブリィフレシャス tall3,300円×24か月=79,200円0円40,000円約9,624円約128,824円約5,368円
エブリィフレシャス mini3,300円×24か月=79,200円0円40,000円約10,872円約130,072円約5,420円
エブリィフレシャス mini BEAMS DESIGN3,630円×24か月=87,120円0円40,000円約10,872円約137,992円約5,750円
エブリィフレシャス tall+cafe3,850円×24か月=92,400円0円40,000円約9,624円約142,024円約5,918円

出典: ハミングウォーター / エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得)

表の中の計算をひらいておきます。ハミングウォーターは設置後1か月間の月額が無料なので、24か月のうち課金されるのは23か月ぶんとして計算しました。はじめにかかる費用10,340円は、出荷手数料2,200円と事務手数料8,140円を足したものです。北海道・沖縄は月額が3,520円、出荷手数料が3,300円、事務手数料が11,000円になるため、同じ計算をやり直しています。

エブリィフレシャスは、初期手数料・出荷手数料・配送料がいずれも0円と公式に表示されています。そのかわり最低利用期間が3年で、3年未満での解約には40,000円がかかります。2年でやめるという前提は、この40,000円がまるごと乗る条件です。

いちばん安い組み合わせといちばん高い組み合わせの差は、22,220円でした。

月額表示と、1か月あたりに直した金額は別のものです

費用を計算する様子

同じ数字を、月額表示との比率にして並べ直します。

プラン月額表示2年でやめたときの1か月あたり比率
エブリィフレシャス lite2,750円約5,040円約1.8倍
エブリィフレシャス mini3,300円約5,420円約1.6倍
エブリィフレシャス tall3,300円約5,368円約1.6倍
エブリィフレシャス mini BEAMS DESIGN3,630円約5,750円約1.6倍
エブリィフレシャス tall+cafe3,850円約5,918円約1.5倍
ハミングウォーター(北海道・沖縄以外)3,300円約4,992円約1.5倍
ハミングウォーター(北海道・沖縄)3,520円約5,368円約1.5倍

出典: ハミングウォーター / エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得。比率は上の合計を24で割って月額表示と比べた計算値です)

ここで目につくのは、月額がいちばん安いプランの比率がいちばん高いことです。解約金40,000円は月額の高さと関係なく同じ金額なので、月額が安いほど、その40,000円が全体に占める割合は大きくなります。月額の安さを比率が食べてしまう形です。

差はどこで生まれているのか

2社の違いは3か所に集まっています。月額そのものの差は、そのうちのいちばん小さい要素でした。

はじめにかかる費用があるか、0円か

ハミングウォーターは10,340円(北海道・沖縄は14,300円)、エブリィフレシャスは0円です。24か月で割ると、ハミングウォーターは1か月あたり約431円ぶんの上乗せに相当します。ここだけを見ればエブリィフレシャスが有利です。

最低利用期間が2年か3年か

ハミングウォーターの最低利用期間は2年、エブリィフレシャスは3年です。「2年でやめる」という前提は、片方にとっては期間を満たした解約で、もう片方にとっては期間内の解約になります。同じ2年でも、契約上の意味が違うわけです。

この記事の並びが逆転したいちばんの理由はここにあります。やめる時期を3年に変えれば、順番も変わります(後の項で計算します)。

終わりにかかるお金の呼び名が違う

ハミングウォーターは解約時のサーバー引取手数料が16,500円、エブリィフレシャスは3年未満での解約金が40,000円です。名前も性格も違う費用ですが、やめるときに払う金額という点では同じ列に並びます。差は23,500円です。

はじめの費用でエブリィフレシャスが10,340円ぶん有利、終わりの費用でハミングウォーターが23,500円ぶん有利。ここに月額の差(liteと比べると1か月550円で、24か月では13,200円)が加わって、合計が1,148円差まで詰まりました。

ハミングウォーターの引取手数料は、2年を過ぎた解約にもかかるのか

ここは、この記事でいちばん慎重に書く必要がある箇所です。

ハミングウォーターの料金ページには、サーバーの引取手数料16,500円が「解約時」として載っています。ただし、この表記からは最低利用期間の2年を過ぎたあとの解約にもかかるのかどうかが判別できません。判別できない以上、かかる・かからないのどちらにも断定できないという扱いにしています。

そこで、16,500円を含めた場合と含めなかった場合の両方を出しておきます。

ハミングウォーター(北海道・沖縄以外)合計1か月あたり
引取手数料16,500円を含める場合約119,804円約4,992円
引取手数料16,500円を含めない場合約103,304円約4,304円

出典: ハミングウォーター(2026年8月14日取得。合計は月額75,900円+はじめの費用10,340円+電気代の目安約17,064円に、引取手数料16,500円を足すかどうかで分けた計算値です)

どちらで数えても、エブリィフレシャス lite の約120,952円より下に来ます。つまりこの判別できない部分がどちらに転んでも、2年でやめる前提での並びは変わりません。逆に言えば、実際の契約の前にここを確認する価値はあります。差は16,500円あります。

なお、ハミングウォーターにはサーバーの交換手数料9,900円(同機種への交換時)という項目もありますが、これは解約とは別の場面の費用なので、2年の総額には入れていません。限定カラーを選んだ場合はフィルター交換が初回のみ2,200円という表示もあり、こちらは選ぶ色によって発生します。

エブリィフレシャス lite は、もう1年使っても総額が476円しか変わりません

水を注ぐ様子

やめる時期を3年(36か月)にずらすと、景色が変わります。エブリィフレシャスは3年で解約金40,000円が外れるためです。

プラン2年でやめた総額3年使った総額差3年での1か月あたり
エブリィフレシャス lite約120,952円約121,428円+476円約3,373円
ハミングウォーター(北海道・沖縄以外)約119,804円約167,936円+48,132円約4,665円

出典: ハミングウォーター / エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得。3年の総額は、エブリィフレシャス lite が月額2,750円×36か月+電気代の目安約623円×36か月、ハミングウォーターが月額3,300円×35か月+はじめの費用10,340円+引取手数料16,500円+電気代の目安約711円×36か月として計算しています)

エブリィフレシャス lite は、2年でやめても3年使い切っても、払う合計が476円しか変わりません。1年ぶん余計に使ったのに総額がほぼ同じ、という並びです。1か月あたりに直すと、約5,040円から約3,373円へ下がります。

ハミングウォーターは、同じ1年を足しても総額が48,132円増えます。こちらは解約金が消えるわけではなく、はじめの費用と引取手数料が36か月に薄まるぶんだけ1か月あたりが下がる形です(約4,992円から約4,665円)。

この2つは、下がり方の仕組みがまったく違います。「長く使うほど1か月あたりは下がる」という言い方は両方に当てはまりますが、下がる理由が違うので、下がり幅も違います。

電気代を入れると、順番が変わるところがあります

電気代は毎月の請求書には他の電気と混ざって載るため、ウォーターサーバーの費用として意識されにくい項目です。ただ、公式が出している目安には機種でかなりの開きがあります。

プラン電気代の目安(1か月)24か月ぶん
ハミングウォーター約711円約17,064円
エブリィフレシャス lite約623円から約14,952円
エブリィフレシャス mini約453円から約10,872円
エブリィフレシャス tall・tall+cafe約401円から約9,624円

出典: ハミングウォーター / エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得。24か月ぶんは目安の月額を24倍した計算値です)

月額が同じ3,300円のハミングウォーターとエブリィフレシャス tall で比べてみます。電気代を除いた支払いは、ハミングウォーターが102,740円、エブリィフレシャス tall が119,200円で、差は16,460円です。ところが電気代の目安を足すと、差は9,020円まで縮みます。月310円の電気代の差が、24か月で7,440円ぶん働いたことになります。

ひっくり返るところまではいきませんでしたが、約9,020円ぶん、順位の差が電気代に食われているとは言えます。1万円台の差を見るときには、電気代を外して比べると判断がずれます。

なお、エブリィフレシャスの電気代は公式表示が「約401円/月〜」のように下限を示す形なので、この記事ではその下限の値をそのまま使っています。実際の使用状況によって上振れする可能性がある数字だという点は、頭に置いておいてください。

2年の総額を出せなかった会社と、その理由

食材が届いた様子

この記事で2社しか扱っていないのは、扱う会社を絞ったからではありません。同じ計算を試みて、途中で止まった会社のほうが多かったというのが実際のところです。

会社2年の総額を出せなかった理由
アクアクララあんしんサポート料と水代は料金シミュレーターのページに載っているが、初期費用・電気代・最低利用期間・途中解約金の記載が同ページに無い
富士山鳴沢の天然水電気代・最低利用期間・解約金の記載が料金ページに無い。申込から解約までの注文が16箱以下だった場合にサーバー代金の半額9,240円が請求されるという表示はある
ふじざくら命水最低利用期間は基本プランが2年契約と表示されているが、電気代の記載が無い。3年割・子育て・法人の各プランの期間も同ページには無い
アクアバンク月額4,378円・初期費用・電気代の目安は公式トップにあるが、解約金と最低利用期間の記載が無い
ウォータースタンド公式トップと料金ページに金額の記載が見つからなかった
マルチピュア本体を買い切る形の製品(96,800円から195,800円)で、月々の定期費用として合算する形ではない

出典: アクアクララ(2026年8月14日取得) / 富士山鳴沢の天然水 / ふじざくら命水 / アクアバンク(いずれも2026年8月18日取得)

もう1つ、計算の形そのものの問題があります。ボトルを箱で買うタイプは、水代が注文量で毎月変わるため、2年の総額を1つの数字にできません。たとえばふじざくら命水は11.5Lの基本プランが1箱1,728円、9Lが1箱1,485円で、最低注文数は2箱1セットからという表示です。何箱頼むかを先に決めないと、月々の金額が定まりません。

この記事が水代込みの定額型に限っているのは、そういう理由です。総額を1つの数字で出せる形になっているかどうか自体が、契約の性格の違いだとも言えます。

この記事の数字の見方

ここまでの金額を読むときに、押さえておいていただきたい点をまとめます。

  • 取得時点は2026年8月14日と2026年8月18日です。料金や条件は変わることがあります。契約の前には、必ず各社の公式サイトで最新の表示をご確認ください。
  • 合計はすべて計算値です。公式が「2年でいくら」という形で出している金額ではありません。内訳はそれぞれの表に書いてあるとおりです。
  • 電気代は目安です。各社が公式ページに出している目安の金額を24倍しているだけで、実際の請求額ではありません。使用状況で変わります。
  • ハミングウォーターの引取手数料16,500円は、最低利用期間を過ぎた解約にもかかるかどうかが料金ページから判別できません。この記事では含めた場合と含めない場合の両方を出しています。
  • 割引やキャンペーンは計算に入れていません。適用されれば、当然この金額より下がります。
  • 水質や味については扱っていません。この記事で並べているのは料金と契約条件だけです。

この考え方が向く人、向かない人

2年の総額で比べるという見方は、誰にでも当てはまるものではありません。

向くのは、やめる時期があらかじめ見えている人です。転勤や引っ越しの可能性がある、子どもの進学で住まいが変わる予定がある、まず数年だけ試したい、といった場合です。この条件では、月額よりも「はじめ」と「終わり」の費用のほうが効きます。

向かないのは、長く使うことがほぼ決まっている人です。上で見たとおり、3年まで延ばすとエブリィフレシャス lite の1か月あたりは約5,040円から約3,373円まで下がります。長く使う前提なら、解約金の重みは薄れていき、月額と電気代の差のほうが効いてきます。この記事の並びをそのまま持ち込むと、判断がずれます。

また、ボトルを箱で買うタイプを検討している場合も、この記事の計算はそのままでは使えません。飲む量が決まらないと総額が定まらないためです。

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まとめ

「月額に水代が含まれるウォーターサーバーを2年でやめると、全部でいくら払うことになるのか」への答えです。

  • 合計は約119,804円から約142,024円。1か月あたりに直すと約4,992円から約5,918円で、月額表示の約1.5倍から約1.8倍になります。
  • 月額2,750円のエブリィフレシャス lite は、月額3,300円のハミングウォーターより2年の総額で1,148円高くなりました。最低利用期間が3年で、2年での解約に40,000円がかかるためです。
  • 月額が安いプランほど、解約金が全体に占める割合が大きくなります。解約金は月額の高さと関係なく同額だからです。
  • エブリィフレシャス lite は、2年でやめても3年使い切っても総額が476円しか変わりません。1か月あたりでは約5,040円と約3,373円で、大きく開きます。
  • ハミングウォーターの引取手数料16,500円は、2年を過ぎた解約にもかかるかが料金ページから判別できません。含めても含めなくても、2年でやめる前提での並びは変わりませんでした。
  • 同じ計算を試みた他の6社は、電気代・最低利用期間・解約金のいずれかが公式ページで確認できず、2年の総額を出せませんでした。

月額だけを横に並べた表では、この順番は出てきません。契約のはじめと終わりにかかるお金を同じ列に足して、はじめて逆転が見えます。やめる時期をいつごろと見ているかを先に決めてから、総額で比べてみてください。そして金額と条件は変わりますので、申し込みの前には各社の公式サイトで最新の表示をご確認ください。

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