解約金とは別に、サーバーを返すときのお金がかかることがあります|ハミングウォーターの16,500円

解約金とは別に、サーバーを返すときのお金がかかることがあります|ハミングウォーターの16,500円 ウォーターサーバー

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ウォーターサーバーをやめるときにかかるお金を調べると、多くのページは「解約金」や「最低利用期間」の話で終わります。ところが公式の料金ページを項目ごとに読むと、それとは別の名前でお金がかかる会社があります。サーバーを引き取ってもらうための手数料です。

この記事が答える質問は1つです。「ウォーターサーバーをやめるとき、解約金のほかにサーバーの引き取りでお金がかかるのか」。

先に結論の金額を書きます。編集部が各社の公開情報を同じ項目で整理しています。2026年8月時点の各社公式ページで「引き取り」「返却」に相当する費用の記載が見つかったのは、ハミングウォーターの1社だけでした。金額は解約時のサーバー引取手数料16,500円です。同じページには、同機種へ交換するときのサーバー交換手数料9,900円も載っています。

そしてもう1つ、この記事でいちばん大事な点を先に書きます。ハミングウォーターの公式表示は「解約時」という言葉だけで、最低利用期間の2年を過ぎてからやめた場合にもこの16,500円がかかるのかどうかは、料金ページからは判別できません。ここは推測で埋めずに、判別できないまま書きます。

この記事で足すもの、足さないもの

金額の話を始める前に、何を数えているのかをはっきりさせます。

  • 足すもの:各社の公式ページに、名前のついた費用として金額が書かれているもの(引取手数料、交換手数料、事務手数料、出荷手数料、解約金など)。
  • 足さないもの:水の代金そのもの。注文する量で毎月変わるため、固定費として並べると比較になりません。
  • 書かないもの:公式ページに記載が見つからなかった項目。「たぶん無料」「おそらくかかる」とは書かず、記載がありませんでしたと書きます。

各社の金額は、その会社の公式ページに載っている値だけを使っています。合計や差の計算はこちらで行いますが、内訳が分かるように表と本文の両方に残します。

引き取りにかかるお金が公式に載っていた会社

ハミングウォーターの料金ページには、月額とは別に発生する費用が項目名つきで並んでいます。そのうち、サーバーを手放すとき・入れ替えるときに関係する2つが次の金額です。

項目条件金額(税込)
解約時のサーバー引取手数料公式表示は「解約時」。それ以上の条件はページに書かれていない16,500円
サーバー交換手数料同機種への交換時9,900円
最低利用期間契約から2年ー

出典: ハミングウォーター(2026年8月14日取得)

読むときに気をつけたいのは、この2つが別々の場面で発生する費用として書かれていることです。16,500円は解約するとき、9,900円は同じ機種に交換するとき。どちらも「サーバーが動く」場面ですが、条件が違います。

「解約時」という言葉が指す範囲は、料金ページからは判別できません

費用を計算する様子

ここがこの記事の中心です。

ハミングウォーターの最低利用期間は2年です。一般に、最低利用期間のある契約では「期間内にやめたときだけ費用がかかる」という書き方をしている会社があります。しかしハミングウォーターの料金ページに書かれているのは「解約時」という言葉だけで、「最低利用期間内の解約時」とは書かれていません。

そのため、次の2つの読み方のどちらが正しいのかを、このページだけで決めることはできません。

  • 読み方A:2年の最低利用期間内にやめた場合だけ16,500円がかかる。
  • 読み方B:2年を過ぎていても、解約するなら16,500円がかかる。

どちらの読み方も、料金ページの文面と矛盾しません。だからここは「判別できない」と書きます。もっともらしい説明を付ければ読みやすくはなりますが、それは調べた結果ではありません。契約内容の解釈は各社の公式表示と契約書によりますので、実際に申し込む前・解約する前に、この点は公式サイトの記載か問い合わせでご確認ください。

金額の大きさから言っても、確認する価値のある差です。読み方Aなら2年を過ぎた解約は0円、読み方Bなら16,500円。同じ契約で16,500円の差が、ページの一語の読み方で変わります。

他社の公式ページに「引き取り」の項目はあったのか

同じ観点で、編集部が金額を取得できている他社の公式ページを見ていきます。結論から言うと、引き取り・返却に相当する名前のついた費用は見つかりませんでした。

サービス引き取り・返却の費用公式ページに載っていた、やめるときの費用
ハミングウォーター16,500円(解約時のサーバー引取手数料)上記のとおり。最低利用期間2年
エブリィフレシャス記載がありませんでした解約金40,000円(3年未満での解約時)。最低利用期間3年
U-Premium記載がありませんでした契約解除料20,000円(不課税・最低利用期間内の解約時)。最低利用期間3年(36か月)
富士山鳴沢の天然水記載がありませんでしたサーバー代金の半額請求9,240円(申込から解約までの注文が16箱以下だった場合)
アクアバンク記載がありませんでした解約金・最低利用期間ともに公式トップに記載がありませんでした
アクアクララ記載がありませんでした途中解約金は料金シミュレーターのページに記載がありませんでした
ふじざくら命水記載がありませんでした最低利用期間は基本プランで2年契約。他プランの期間はページに記載がありませんでした

出典: ハミングウォーター/エブリィフレシャス(いずれも2026年8月14日取得)、富士山鳴沢の天然水/アクアバンク/ふじざくら命水(いずれも2026年8月18日取得)、U-Premium(2026年8月20日取得)、アクアクララ(2026年8月14日取得)

「記載がありませんでした」は「無料です」という意味ではありません。そのページを見ても分からなかった、というだけです。返却時の送料や梱包の扱いが別のページや契約書に書かれている可能性は残ります。この表は、あくまで料金ページを同じ項目で読んだときに何が見えるかを並べたものです。

やめるときの費用は、名前が会社ごとに違います

上の表をもう一度眺めると、「やめるときにかかるお金」の呼び名が会社ごとにばらばらであることが分かります。

  • 解約金(エブリィフレシャス・40,000円)
  • 契約解除料(U-Premium・20,000円)
  • サーバー代金の半額請求(富士山鳴沢の天然水・9,240円)
  • サーバー引取手数料(ハミングウォーター・16,500円)

富士山鳴沢の天然水の9,240円は、名前だけ見ると解約金ではありません。公式の説明は「申込から解約までの注文が16箱以下だった場合に、サーバー本体代金18,480円の半額を請求する」という形です。つまりやめること自体ではなく、注文した箱数によって発生する費用です。

ハミングウォーターの16,500円も、名前は「引取手数料」です。解約金という項目名では書かれていません。「解約金なし」と書かれているかどうかだけで判断すると、名前の違う費用を数え落とします。やめるときの費用を調べるなら、料金ページの費用項目を上から下まで全部読んで、名前を問わず金額のあるものを拾うのが確実です。

交換の9,900円は、やめない人にも関係します

水を注ぐ様子

引き取りの16,500円と並んで載っている、同機種へのサーバー交換手数料9,900円にも触れておきます。こちらは解約ではなく、使い続けたまま本体を入れ替えるときの費用です。

同じ料金ページには、フィルター交換についての記載もあります。ハミングウォーターのフィルターは8ヶ月に1回で、費用は月額に含まれます(限定カラーのみ初回2,200円)。フィルターの交換と、サーバー本体の交換は別の話で、前者は追加費用なし、後者は9,900円です。

ハミングウォーターの「交換」頻度・条件費用(税込)
フィルター交換8ヶ月に1回。費用は月額に含む0円(限定カラーは初回のみ2,200円)
サーバー交換同機種への交換時9,900円

出典: ハミングウォーター(2026年8月14日取得)

参考までに、エブリィフレシャスのフィルター交換は月間約100L使用で1年に1回・無料で、定期配送で届く形です(公式ページ・2026年8月14日取得)。ただしエブリィフレシャスの公式ページには、サーバー本体の交換手数料に相当する項目の記載がありませんでした。

16,500円は、月額に直すとどれくらいの重さか

16,500円という数字は、それだけ見ても重さが分かりにくい金額です。ハミングウォーターの月額利用料と並べてみます。

ハミングウォーターの月額利用料は3,300円(税込・北海道は3,520円)で、水代・配送料・フィルター代を含みます。最低利用期間は2年です。

項目条件金額(税込)
月額利用料本州・四国・九州・沖縄。水代・配送料・フィルター代を含む3,300円/月
解約時のサーバー引取手数料公式表示は「解約時」16,500円
引取手数料 ÷ 月額16,500 ÷ 3,300 の計算値月額5か月分
引取手数料 ÷ 24か月最低利用期間2年で割った計算値1か月あたり687.5円

出典: ハミングウォーター(2026年8月14日取得)。「÷」の行は、公式の金額どうしを編集部が割った計算値です。

2年で割ると1か月あたり約688円。月額3,300円に対して、実質2割強の上乗せに相当する大きさです。もちろん読み方Aが正しければ、2年を過ぎて解約する人にこの上乗せはありません。ここでも、先ほどの「判別できない」が効いてきます。

始めるときのお金と、やめるときのお金を一度に見る

やめるときの費用だけを見て決めると、今度は始めるときの費用を見落とします。ハミングウォーターの場合、契約に伴う費用は入口にもあります。

タイミング項目金額(税込)
契約時事務手数料8,140円(北海道・沖縄は11,000円)
契約時出荷手数料(初回のみ)2,200円(北海道・沖縄は3,300円)
設置後1ヶ月初月の月額無料
解約時サーバー引取手数料16,500円
入口2つと出口1つの合計(本州の場合)26,840円

出典: ハミングウォーター(2026年8月14日取得)。合計欄は 8,140+2,200+16,500 を編集部が足した値です。北海道・沖縄の事務手数料と出荷手数料で計算すると 11,000+3,300+16,500=30,800円 になります。

月額とは別に、契約の入口と出口だけで本州で26,840円。ここに初月無料(3,300円ぶん)が引き算として乗ります。金額の大きさで言えば、入口の8,140円より出口の16,500円のほうが重いという並びです。

入口の手数料が0円の会社もあります。エブリィフレシャスは初期手数料・出荷手数料・配送料がいずれも0円で、代わりに最低利用期間3年・3年未満での解約金40,000円という条件です(公式ページ・2026年8月14日取得)。入口が軽い会社は出口が重く、入口が重い会社は出口も一定額かかる——という並びが、この2社では見えます。ただし2社だけの並びですので、業界全体の傾向として一般化はできません。

数字の見方:3つだけ確認すれば数え落としません

確認する様子

ここまでの内容を、公式ページを自分で読むときの手順にまとめます。

  1. 「解約金」という単語だけを探さない。引取手数料、契約解除料、サーバー代金の半額請求など、名前が違う費用が同じ場所にあります。料金ページの費用項目を上から下まで読んで、金額のあるものを名前を問わず拾ってください。
  2. その費用に「いつ」の条件が付いているかを見る。「最低利用期間内の解約時」と明記されていれば範囲が分かります。「解約時」としか書かれていなければ、範囲は分かりません。分からないものは、分からないまま扱ってください。
  3. 入口と出口を1枚に並べる。事務手数料・出荷手数料は契約時、引取手数料や解約金は解約時。発生するタイミングが違うので、月額の表を見ているだけでは目に入りません。

なお、この記事の金額はすべて上に示した取得日時点の各社公式ページの表示です。料金や条件は変わることがありますので、最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。

この記事が向く人・向かない人

読む人を選ぶ話として、正直に書いておきます。

  • 向いている:これから浄水型のウォーターサーバーを契約しようとしていて、やめるときにいくらかかるかまで含めて決めたい人。あるいは、月額の安さだけで比べることに納得がいっていない人。
  • 向いている:すでにハミングウォーターを使っていて、引き払うときの費用の項目名を確かめたい人。ただし、実際にご自身の契約でいくら請求されるかは契約内容によりますので、公式の窓口で確認してください。
  • 向いていない:短期間だけ試して合わなければすぐやめる前提で探している人。最低利用期間が2年・3年という会社が並ぶ以上、この記事で扱った費用の構造は、その使い方とかみ合いません。
  • 向いていない:水そのものの味や飲み心地を知りたい人。ここで扱っているのは料金・条件・契約の項目だけです。

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まとめ

最初の質問に答えます。「ウォーターサーバーをやめるとき、解約金のほかにサーバーの引き取りでお金がかかるのか」——編集部が2026年8月時点で金額を取得できた範囲では、ハミングウォーターの1社に、解約時のサーバー引取手数料16,500円という記載がありました。他の6社の公式ページには、引き取り・返却に相当する名前のついた費用の記載がありませんでした。

そして、この記事でくり返し書いた点をもう一度。ハミングウォーターの公式表示は「解約時」であって「最低利用期間内の解約時」ではありません。最低利用期間の2年を過ぎた解約にも16,500円がかかるのかどうかは、料金ページからは判別できませんでした。金額が月額5か月分に相当する以上、契約前に公式で確認しておきたい一点です。

覚えておくとよいのは、次の3つです。

  • やめるときの費用は、会社によって「解約金」「契約解除料」「引取手数料」「サーバー代金の半額請求」と名前が違う。
  • 名前の違う費用を数え落とさないために、料金ページの費用項目を全部読む。
  • 「解約時」としか書かれていない条件は、範囲が確定していない。分からないものは分からないまま扱い、公式に確認する。

ウォーターサーバーの費用は、月額だけを並べても全体像になりません。契約の入口・毎月・出口の3か所を1枚の表にすると、比べる対象がそろいます。この記事の表をそのまま使って、気になっている会社の公式ページで同じ3か所を埋めてみてください。

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